ホット・バタード・ソウル(紙ジャケット仕様)
マービンやスティービーよりも一足早く自分のイマジネーションの赴くままにつくってしかも大ヒットしたアルバムです。ジャケットのスキンヘッドさながら曲の方も個性的です。その当時のロックかジャズを意識した長尺のもので、バックバンドのバーケイズのしっかりしたスローな横ノリのリズムにストリングスやホーンや歪んだギターを絡ませつつ、ヘイズ本人の低音で色気のあるボーカルが響き渡ります。他の人のヒット曲(Walk on By、Phoenix)を長い語りを入れる等独自の解釈でカバーし、ファンクもキメる(Hyperbolic~)カッコよさは、好みは別れるでしょうが病み付きになっても文句ありません。1970年代初期にかけてアイザック・へイズは同じアイデアのアルバムを続けて出しますが、やはり一番なのはこの一枚でしょう。
ニューヨーク1997 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
ジョン・カーペンターが好きだ。
なかでも、この作品:「ニューヨーク1997」と「要塞警察」が好きだ。
どちらもラストの決めのセリフがたまらなくかっこよくて好きだ。
ライディン・ウィズ・ザ・キング
クラプトンファンは「神様」のことを少しでも悪く言うと許さない。仲間うちで自己満足に陥っている。(こう書いたらやはり「参考にならない」投票で圧倒された)。だから正直に言うのはためらわれるのだが、やはりこのアルバムの主役はクラプトンではない。
これは、原点帰りが著しいクラプトンが、BBキングの前にひれ伏したアルバムである。言い換えれば、憧れの人と一度でいいから共演してみたい、という自分の夢を実現したアルバムであろう。ブルース界において、BBキングはやはりキングであり、クラプトンはただの小僧でしかないのだ。このアルバムの主役はキングである。クラプトンは脇に回って、師匠より目立たないように伴奏する弟子である。
ブルースの王道のような曲が多いが、そこは「キング節」。彼独特のギタープレーがうなる。クラプトンも抑え気味ながら、キングに応酬する。オーソドックスな曲が多いものの、飽きのこないアルバムでもある。ジャケットは二人の立場をうまく表現したものだろう。
一般受けのしやすい耳障りのよい曲が揃ったが,聞き込むほどではないと思う。
ハード・デイズ【字幕版】 [VHS]
ノーマン・リーダス、デボラ・ハリー、エイドリアン・ブロディーと、まずキャスティングがビックリするくらい豪華。
ジャンル的にはバイオレンスアクションになってるけど、どちらかと言えばブラックコメディと言う方がいいかも。
ストーリーは高校を出てまともな職に就けずにいたハリー(ノーマン)が、親友のアーニー(ブロディ)と一緒に
ユダヤマフィアの下っ端として金をゆする仕事を始めたことから、その素質を見込まれギャングの世界で
成功していくというサクセスストーリー。
なんだけども、ハリーの母ケイト(デボラ)の異常なまでの息子への愛やハリーの隠された秘密など、
歪みに歪んだキャラとストーリーが単純なギャング物とは一線を画すものに仕上げてます。
キャスティングの成功例では?
ジョナサン・デミ提供だけあってグロいシーンも多く、確かにバイオレンスでブラックなのに、
キャラの面白さと合うのか合わないのか微妙な線で非常に合ってる音楽のおかげで笑えるし爽快感がアリ。
好きな人にはとことん合うでしょう。私にはピッタリだった(笑)
ビデオスルーになったのが本当に残念!劇場公開して欲しかった!
サウスパーク VOL.1【字幕版】 [VHS]
こんなものを普通に世界中で放映しちゃって、いいの!?というのが、見終わった感想。でも、個人的には「ビーバス&バットヘッド」同様結構好き。特に
、毎回工夫を凝らした日本語タイトルに感心しています。上品で、礼儀正しい、ノーマルな方にはあまりオススメできないかも。そうでない方、今すぐチェックですよっ!!!