乙女はお姉さまに恋してる1 =限定版= [DVD]
PCゲーム原作の女子校を舞台にした物語。ちょっと他と違うのは主人公は実は男という…
スターチャイルドが本気で取り組んでいるだけあって1話から質もテンションも高めです。
絵も綺麗、展開も面白く、サービス?やゲームからのファンにはお馴染みのデフォルメキャラ化等
も随時盛り込まれ飽きる事無く楽しめると思います。キャストについてもAice5メンバーを筆頭に
超強力陣です。原作のCVから変更されていますがそちらが好きな人も納得されるのではないかと。
第1巻の特装版ですが一見ちょっと高めです。でも4話入り+特殊パッケージ+オマケ付きなので
決してボッタクリでありません。それ程百合っぽくも無いので抵抗がある方も安心ですよ?
乙女はお姉さまに恋してる Portable
おとボクと呼ばれるこの作品は現在の男の娘ゲームの元祖と呼ばれています。
私が知ったのはなんとなくPS2版を購入した事ですが、とてもはまって感動した作品です。
シナリオ的には、箱もの学園ものになります。
いまだ根強い男の娘ものです。発売当時は博打作品だった様で媚びた萌えは無いと個人的に思っています。
今まで、PC版、PS2版、PCフルボイス版、アニメ化、コミカライズと歴史ある実力派です。しかしながら百合的、女装など肌が合わない方もいらっしゃると思うので、その辺りには要注意です。
この作品には人の心、優しさや青春など。また友人から恋人へ、友情愛情など現実では少しくすぐったいものが何の惜しみも無くありふれていて、心に何かを感じる作品。それを受け止めて人間的に成長する主人公を見守る作品。そのように受け止めています。
もちろんキャラクターは誰をとっても素晴らしいと思っています。
システムは文章送りが、L(文章早送り)、R(オートプレイ)、○ボタン(文章送り)。
これ以外では送れないためフルボイス(主人公と女性キャラ)ということもあり、飛ばさずにプレイしたら50時間はかかるのでPSPのボタンが正直心配です。
セーブとロードに関してはとても早いです。その分クイックロードはありません。
バックログは、スティック上で見られますが余りボタンが多く、割り振り設定も無いためやや不満です。
全ヴァージョンと比較すると、PS2版を基礎に移植されていました。
アニメ版の声優は挿入歌にしか起用されておりません。
現在第2話の中盤程度ですが、新規CGは見当たりません。追加はあるようですがCGは上下カットで動かすことも出来ません。
最も気になる点は音割れです。BGMや効果音はありませんが、甲高い声や叫び声など大きい声になるとハッキリと割れてしまいます。私のPSPは1000番ですが、イヤホンを使っても盛り上がるシーンに無視できないほど影響がありました。
作品自体は本当に良いのですが、断腸の思いで☆4といたしました。
乙女はお姉さまに恋してるPortable ~2人のエルダー~(通常版)
これもPCゲームから一般向けの移植作品で、PCでは攻略できなかった初音ちゃんと優雨ちゃんの姉妹が念願通り攻略対象になっています。それは嬉しかったのですが、人気の高かったうたちゃんと香織理さんがそれから外れてしまっているのが非常に残念です。まあこの2人のシナリオは一般向けでは厳しいのかもしれませんが。
ただ、その分ケイリ・香織理寄り、初音・優雨寄り、雅楽乃・淡雪寄りの夏休みの話が追加されているのと、第6話(10月)の新エピソード、メインヒロインの薫子ちゃんのエピソードが新たに追加されていたので、それは非常に楽しめました。
あと、例のPC版の隠しシナリオの続編もありますので、PC版をお持ちの方にも是非おすすめします。
個人的には、PC版で紹介された前作キャラで10月で紹介されていた由佳里ちゃんの説明箇所がなくなっているのをどこかで出して欲しかったのと、某おまけゲームで○宮夫人を倒した後でご褒美が欲しかったな、と思います。
今度PC版でリメイクする時は、PC版とPSP版の8人攻略できるようになっていて欲しいな。
Audio drama CD 処女はお姉さまに恋してる -櫻の園のエトワール-
皆さんがデビューされている通り瑞穂時代と千早・薫子時代をピタッとくっける接着剤ですね!
最高に楽しむにはおねぼくの貴子ルートをしてから今回のCDを本のバージョンを見ながら楽しんでからおねぼく二人のエルダーをするのが最高ですね。
乙女はお姉さまに恋してる 2 ~窓越しの異邦人~ (GA文庫)
「処女(乙女)はお姉さまに恋してる」シリーズ原作者の「2人のエルダー」、第2作目です。
ゲームとほぼ同じ内容ながら、設定やイベント発生時期の変更などで、本編とはまた違った見方が出来て楽しいです。
千早くんも「白銀の姫君」という二つ名をいただきましたし。
ただ、私は「千歳になった千早」も好きでしたので、それが見られないのはちょっと残念でした。
でも、そのわずかな違いが後どのように影響してくるのか、エンディング(たぶん薫子ルートでしょうが)まで是非拝見していただきたいです。
ゲームをプレーした方はもちろん、未体験の方もぜひ購入して最初から読んでいただきたい一品です。