10 Women by Peter Lindbergh
著者は有名なファッション写真家である.10 人のスーパーモデルについて白黒写真を 10 枚前後ずつこの本には収録している.(大きさは 4 つ程度) Lindbergh のスタイルを知るためにはちょうどいい値段も手頃なポートフォリオである.モデルには Claudia Schiffer,Helena Christiansen, Cindy Crawford, Naomi Campbell などが含まれている.
スタイルは可愛く sexy に,というよりは迫力がある女性の強さ,かっこ良さを撮ろうという感じである.男装したカットも結構ある.技術的には申し分がない.モデルとの距離感と計算が感じられるスタイルで,個人的にはもっと気さくな感じの Sante D'Orazio の "A Private View" の方が楽しめた.(技術的な側面では Lindbergh の本のカットの方が平均的に良いが.)
値段を考えるとしょうがないのだがやはりもっと写真が見たいような気がする.
ダウランド:リュート集
ダウランドのリュート曲は哀愁があって好きです。
がなりたてないリュートの音色に癒されます。
これはオムニバスなので、数人の演奏家の方が演奏されています。
音色を聞き比べるのも楽しいと思います。
それほど一般的には(CMで使用された等)知られた曲はありません。
しかし、この値段で昔の弦楽器リュートの魅力を味わえるのはほかにありません。絶対にお買い得です。
寝る前に聴く音楽として1枚あってもいいと思います。
ワイルド・スピード 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
恐らく低予算で製作されたであろうこの作品は、圧倒的なスピード感でそんなことを微塵も感じさせない。ストーリーがどうのこうのという前に、こうした迫力ある映像や疾走感がある映像が素晴らしい。
マツダRX-7(FD)を筆頭に、ホンダS2000、インテグラ(98R)、シビック(EG)に加え、トヨタ、ニッサンなど現在の日本車スポーツカーのオンパレード。
ご当地では、さすがにアキュラ(ホンダ)&レクサス(トヨタ)ブランド強しといった部分と共に、アメリカではカリスマ車であるGT-R(R34)が非常に大事に扱われていたりして、お国柄も結構表れている。しかし、日本で流行っているGTウイング付きのものまでいたのは驚いた・・・
アメリカのチューニングというのは日本とは路線が違うのだが、そんなことは関係なく気軽に楽しめる。「ドリブン」よりも臨場感があり(dtsの効果もよい)、うまいカメラワークで下手なCGを多用しない分だけのめり込めた。
こういう作品は日本では決してできないだろう。いや~、このように日本車が輝いている映画って今まで見たことが無かったと思う。大昔の007で登場したトヨタ2000GTくらいかもしれない・・・。
正直見る前はあまり期待していなかったのだが、自分にとっては予想外のお薦め作品だった。
カフェ・リンドバーグ -summer season- (Sweet Box 版)
PC版から一年後のストーリーということですが、
PC版からカップル引継ぎというわけではないので
前作を知らずとも、一応楽しめます。
フルボイスではありますが、音声の使い回しが多いように感じました。
絶対そんな言い方しないだろ、という風な感じの声音が当てられていたり…。
声優さんは一人を除いてPC版のままです。
篠原の声が変わってると嫌、という人にはお勧めできませんが、
キャラごとにボイスのオンオフ機能が装備されていますので、大丈夫だと思います。
音声の使いまわしの点がかなり気になったので、星ひとつマイナスです。
リンドバーグ 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
表紙買いをしたので作者のことはよく知らないのですが、久しぶりに”当たり”に出会った気がします。
他の方が仰るとおりストーリーは王道なんですが、その王道がとても気持ちよく描かれていると思います。
一歩間違えたら滑稽、ありきたりになってしまう設定も巧い具合に深みを持たせていて飽きることがありません。
何よりキャラクターが本当に生き生きとしています。悩んだり笑ったり泣いたり。特に印象に残るのが主人公のキラキラ輝く瞳。こちらまでワクワクしてしまい、楽しくて仕方ありません。
画力、コマ割、読ませ方等もとても上手で、全体的に躍動感にあふれています。
難しく考えることなく、童心に返ったような気持ちで楽しめます!
今後も主人公と一緒にドキドキワクワク続きを読んでいきたいと思います!