流星のロックマン3 ブラックエース
自分もはじめは流星シリーズは嫌いでした。
ですが、1度やるとどっぷりその良さにハマってしまいました!
流星のロックマン のネーミングの意味が分かる作品ですよ!
名前だけで嫌ってる方もきっと納得いくシナリオだと思います。
流星のロックマン3 レッドジョーカー
今作も非常にいい出来に仕上がっていると思います。ストーリー的には、これが最後になるのかな?
主人公は1の時とは大きく変わり、ヒッキー要素は消滅。最初っからヒーローしてたエグぜの頃とは違い、要所要所で主人公の成長を垣間見ることができたのが個人的に素晴らしいと感じました。特にラストバトルではもう……!!
ゲームシステムの面でも、前作などと比べ改善されていてよかったです。ノイズチェンジなどで戦闘スタイルが大きく変化したり、カードの選択画面が、強いカードなどは大きい、つまりスペースを多くとるような構造になっており、重なってしまったカードは使えなかったりと、ただ強いカード入れときゃ勝てる!というようなことがなくなりました。ただ、それは普通のカードでも例外でなく、どんなに良くても一枚は使用出来なくなっているため、ウザッたいように感じました。
そしてファイナライズというシステム。今作では、敵にダメージを与えるごとに増えていくノイズ率を200%以上まで上昇させることによって、表紙のアレに変身できます。演出も必殺技もカッコよくて素敵です!!
隠しストーリーも健在です。しかし、これがどうにも難しい。1,2万するようなチップを全部集めなければならないのに、金を稼ぐ方法が少ない。一戦ごとに1000ゼニーくれる敵をちまちま倒していくくらいしかないのが非常にダルかったです……というか投げました。
総評、非常に楽しませていただきました。主人公の成長描写やラストバトルの熱さ、そして漢らしさは昨今のゲームでは感じられないものでした。そして、何より対戦が熱いです!!これだけ対戦で盛り上がれたゲームはポケモン以来だと思います。
最後に、このゲームほど風評被害を受けたものはないと思います。普通に面白いのに、先入観だけで流星はカスとか、エグぜは神!!3Dとかカプコンは終わってる!とか。
こんなしょうもない理由で失敗作となってしまいましたが、次回作に期待しています。
アニメ「ロックマンエグゼ」シリーズ ボーカル・アルバム
無印からBeast+までのOP・EDはもちろん、
「流星のロックマン」オープニングの「ハートウェーブ」も収録されています。
短い曲ではありますが、なかなか耳から離れない方も多いのでは
流星のロックマン オフィシャルコンプリートワークス (カプコンオフィシャルブックス)
これを購入される方は、商品説明をよく読みなおしましょう。
こちらはロックマンゼロシリーズなどの「イラスト&設定集」ではなく「イラスト集」です
ので、裏設定やストーリーを詳しく網羅しているものではありません。また、それらにまつわる製作者のコメントも殆どありません。コメントは主に絵の書き方・色のつけ方がメインです。実際私も購入〜読後に違和感を感じ、帯を見て気付きました(笑)
イラスト集としての評価は、ほぼ満点です。表紙を飾るBAとRJに代表される書き下ろしはカッコイイの一言に尽きます。
シリーズごとの絵は、総ページの半分以上が3、残りが1〜2となっております。3好きにはたまらないページ配分となっているでしょう。ファンならば、イラスト目的で買って損をすることは絶対にないと思います!
また、主役格キャラのイラストが多く、ボスキャラやサブキャラのイラストが少々少なめかな?とは感じました。
一方読後には、シリーズが好きであればあるほど湧き上がる複雑な感情もあるかと思います。
まず、1〜2のイラストが合わせて総ページの半分程度しかないという事です。3には確かにノイズチェンジがあるためイラストが多めになるのは分かりますが、1〜2のイラストもひとくくりにしないで、それぞれの章でしっかりと見せて欲しかった。書き下ろしイラストも3のものが目立ちますしね。
また、3になりノーマルロックマンの姿が変わったことについては、デザイナーが「腕にウォーロックがついているのは幼稚なデザインだから」と書かれていました。
どうしてデザイン・ゲーム面ともに1のときから3のようにしっかり、カッコよくデザインできなかったんでしょうか。イラストの少なさや、そもそも「設定集」が無いことに対して、1〜2はどれだけ適当に作ったんだと邪推してしまうほどです。
本書の内容からは少し離れてしまいますが、ストーリーとしても周囲との絆を核にするのか、個々人の大切な絆を守るために他者と 対立すべきなのかがソロ:ブライを出したことでまとまりが無くなったと感じています。
その点に関する製作者の方々のコメントが全く無いことも、不満に拍車をかけています。
以上、嬉しい感情と不満がないまぜになったレビューを書きましたが、これから購入を考えている方に少しでも本書の内容・流星のロックマンに対するスタッフの意気込みの変わりようなどが伝われば幸いです。