学校で教わらなかった[20代の辞書]
模範解答だけでは、生きていけない21世紀。
語彙力とともに、その語彙に意味を自ら見出す大切さを教えてくれる1冊です。
受験生の辞書のようにラインを引いたり、加筆して自分なりに汚したくなる本です。
確かに、紙質もインクが染み込みやすい様になっているのは、気のせいでしょうか。
この辞書ととにに、自分の辞書を作ってみたくなりました。
迷宮ラブソング(初回限定盤)(DVD付)
PVから見たのですが、イントロを聴いた瞬間、『ああ、嵐だ・・・。やっと、また嵐に逢えた・・・』って、懐かしくほっとする感覚が走りました。
ライブのチケットを入手できなかったファンにとっては、シングルのリリース時のPVと音楽番組の出演が今の嵐のパフォーマンスに触れられる唯一の機会なので本当に長い間待たされた感じです。
その間にアルバムや去年のライブのDVDは出ましたが、それだけじゃ「嵐が足りない」って気持ちをずっと抱いていました。バラエティでは見られても、「アーティストとしての嵐」をずっと欲し続けた年でした。
今回は1月のLotus以来のシングルですが、震災前と震災後で自分の記憶がどこか途切れていた所に、あの優しくて安心な嵐サウンドに再会して、ふと心が緩み感無量です。
PVは踊ってなくても、みんなが大好きな嵐5人のキュートなお顔がはっきり見られて楽しいです。「相葉すごろく」的なことして遊んでいるのも懐かしい嵐ワールド復活みたいでほっこりします。
個人的には毎回新作がリリースされる度に、大野君の声がどれだけ聴けてどんな風に唄っているのかが最大の興味です。今回も短いですが2曲とも咽喉を拡げて品の良い正統派ヴォーカリストの発声でソロフレーズを唄っていて、このパターンも大好きです。アイドルで腹式呼吸で発声できる歌手は稀有なので、嵐サウンドの大きな強みだと思います。
そして今回は2曲とも5人全員の歌唱力が上がっていると感じました。アイドルだけど、CDが売れているアーティストとして恥ずかしくないクオリティになるよう、5人全員で協力し合って歌い上げている嵐サウンドはやっぱり心地良いです。
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇【完全生産限定版】 [DVD]
この映画で一番に感じたのは、銀魂に対する沢山の人の愛です。映画を見てスタッフの皆さまがどれだけ作品に愛情を込めてくれたのかがよく分かりました。
テレビ版で変更した設定を原作に忠実に戻したところ、一番の見せ場を全て書き直し最大限に引き伸ばしたところ、初めと終わりの「アレ」 笑。どれをとっても、皆銀魂が大好きなんだということがよく伝わってきました。
銀魂は何かと風当たりの強い作風だし、映画も決して好条件のスタートだったとは言えません。それでもこれだけの記録を残した事は、どんなものでも愛情を込めて作ったものに人は必ず惹き付けられるということの何よりの証拠だと思います。
監督は素晴らしい作品に出逢えて幸せだと言ってくれましたが、私も全く同じ気持ちです。銀魂に出逢えて良かった。そして、素敵なスタッフに出逢ってくれて良かった。
DVDを買う方はどうか1シーン毎に施された細かなこだわりまでじっくりと味わって頂きたいです。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 アニメーション原画集 (書籍)
内容の概要から。
版の大きさ、約30cm×21cm。以前の原画集より大きめです。
まず、巻頭に、カラー16ページ。
右側にフィニッシュ画。左側がその原画の構成。見開きで比較できます。
絵の内容ですが、
・レイバストショット(初出ニュータイプ2007.10表紙)
・ヤシマ作戦零号機立ち上がり(初出ニュータイプ2007.6)
・レイ+シンジ(+アスカ+謎の少女?)(初出ニュータイプ2007.10)
・レイ+カヲル(初出ニュータイプ2006.10表紙)
などなど。
巻頭以外の312ページは、
・最初に庵野総監督のコメント1ページ
・他の大部分は、どちらかというと戦闘シーンがメインの、原画達。
以上のような構成です。
注意したいのは、カラーページが少ない・人物アップ画が少ない・
画を1ページ全体に使うというより、コマ割りが分かり易いように、
より多くの同じシーンの原画を並べた構成である事など。
総じて、本気でアニメーターを目指す方に、
より配慮したような構成だと思います。
逆に言えば、巻頭以外は、普通のエヴァファンには非常に地味な印象を
受ける可能性が大きいかと思います。
私などは、絵が描けない人間なので、原画の恐ろしく美しい描線に、
ただ、見とれるばかりで、それだけでも価値を感じましたが、
普通にイラストなどを楽しみたい方には、この価格設定は、
つらいかもしれません。
以上の事を勘案して、それでも価値を感じる方の購入をお勧めしたいと思います。
全記録全集のほうが、より一般向けの商品になるのではないでしょうか。