Nouvelle Vague
WebラジオでPILのThis is Not A Love songのカバーを聴いて即買。個人的にはこの1曲の為だけでも、買う価値があった。
初めは「もう夏だし、ボサノバっぽいカバー集だからBGMにでもすっか、懐かしい曲いっぱい入ってるし」程度の軽い気持ちで購入したが、これメッチャ深いです。多分、あの時代に青春を過ごした人達には、心に突き刺さる部分が多いと思う。カバー集であると同時に、その曲の隠れた本質を暴き出す、優れた批評集でもある。This is Not A Love songに関しては、オリジナルはPILのメジャー路線への転向宣言と捉えられていた曲だ。そして、この曲以降PILはダメになったと。それはニューウェーヴが本当に革新的だった時代の終焉宣言とも言われた。当時、若かった私もそう思った。でもそれから20数年経ち、この曲の表層しか理解できていなかった事にやっと気づいた。このカバーを聴いて。「これから、俺は日のあたる場所に出ていくんだ」的なポジティヴ讃歌で、This is Not A Love songのリフレインはJ・ライドン一流の単なる皮肉だと思っていたのだ。でも違った。「俺はこれからポジティヴに前に進み、金を稼ぐんだ。でもこれはラヴソングではない。本当は好きでやるわけじゃないんだ。仕方がないんだよ、生きる為さ。」という意味の曲だったんですね! この歳になって、いろんな経験して、このカバー集に出会って、やっと詩の本当の意味が理解できた気がした。他にも良いカバーいっぱい入ってます。多分、人によって思い入れのある曲も違うと思うけど、フールズ・メイトが小さな版型のころ買ってた世代の人は、絶対に聴いた方がイイと思う。懐かしいだけじゃない、何かを示唆してくれる作品です。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [DVD]
「ハリー・ポッター」シリーズの映画第5弾。原作は未読。
今回はダンブルドアやハリー・ポッターを目の敵にしている魔法省に対抗するため、
ハリー・ポッターたちが仲間を集めてダンブルドア軍団を形成する流れが中心となり、
それに加えて宿敵であるヴォルデモートとの対決が展開される。
相変わらず、これまでの作品で登場した人物や
エピソードが引き継がれているので
前4作をしっかり観ている必要がある。
他のエピソードに比べて、仲間の生徒たちと協力して訓練を積み、
脅威に挑む流れはなかなかによかった。
敵側も味方側も集団で、それぞれの能力が見れたり
派手な戦いっぷりを楽しむことができる。
ただし、ハリー・ポッターたちが戦う相手が
アンブリッジを代表とする魔法省だったり
ヴォルデモートを代表とする死喰い人たちだったりとブレるため、
話の本筋が定まらないように感じた。
ドナルドのさんすうマジック(日本語吹替版 [VHS]
ドナルドが、ナレーターのおじさんと謎の旅に出ます。
算数っていうのは足し算とかではなくて図形方面が中心です。
古代ギリシャのピタゴラスの様子が見れたり、
子供が知ってるとえばれるようなネタが満載です。
すべてがわかる妊娠と出産の本
妊娠,出産に関する本は数多くありますが,そのどれも同じような印象でした.妊娠した喜びにあふれ,希望に満ちた赤ちゃんとの生活のための10ヶ月.しかし現実は? 妊婦さん本人にとっては,不安や,心配事の連続ではないでしょうか? この本の著者,ハイディ・マーコフさんは医師でも助産師でもなく,自分の出産の際にこの本を書くことを思いたったとあります.その理由は“妊娠に関する本が役に立たず”,“ごく当たり前のことが一言も書かれていなかった”から.全米でベストセラーになったこの本には,月別の体の変化,妊娠中の検査,出産の方法などに加え,こんな心配があるかもしれませんというタイトルで,およそありとあらゆる不安の種についての,丁寧,的確ででかつ現実的なアドヴァイスが載っています.周囲への妊娠に伝え方から,妊娠中のマイナートラブル,夫の関係,産後うつ病について等々.そして次の妊娠に向けての準備で締めくくられています.私自身,現在妊娠9ヶ月ですが,この本に出会えたことを感謝するとともに,もっと早く読めてたらと正直思いました.妊娠,出産に関して必要にして十分な情報がすべて詰まっている一冊です.表紙のディック・ブルーナさんのイラストも,とても素敵です.
ピラニア3D コンプリート・エディション <2枚組> [Blu-ray]
おおっ!遂に「ピラニア3D」が発売!よくぞ配給会社は公開を決意してくれたと思いますが、いやあ!凄かったですねえ!これは映画というものが「見せ物」であるということを改めてよく教えてくれる稀有な大傑作です!面白かったですねえ!僕は満喫しました!(笑)あのテンションを維持してくれるのであれば、僕はもう何時間でも観ていたいのですが(笑)アレクサンドル・アジャ監督を信じてよかったと思います!(笑)因みに監督の次回作は資金繰りが上手く行っていないと聞いていますが、寺沢武一の「コブラ」の実写版のようです。この監督ならば、コブラとクリスタルボーイの激闘をきっと凄く描いてくれるに違いないと思います!何とか実現できますように!!