すんドめ コンプリート・コレクション [DVD]
マンガのほうは最後の巻までは読んでいないのでこの映画のストーリーのことのみについてレビューを書きます。
正直最初はこういう破廉恥そうな作品は見たことがなかったので見てみようという軽い気持ちで見始めました。
しかし4作品を見終わってみると笑いあり感動ありで非常によくできた青春ラブストーリーだったと思いました。
このシリーズ作品は人によって大きく意見が別れるとは思いますが、個人的には久しぶりにいいものを見れて良かったです。
いびつ 4 (ヤングチャンピオンコミックス)
他人との交流をもって、ヒトは人間へとなっていく。
たとえ、即物的、欲情的な、異常な、タイトルにあるいびつな関係であったとしても。
本巻より、2人の"人間"はより顕著に描かれることになる。
マドカは、より感情豊かに、喜怒哀楽を表現するようになって、
柿口は、より人肌を、人に興味を持つようになって。
二人の人間性の復建である。
しかし、世間は、正常は、"いびつ"を許さない。
関係の崩壊、それもまた、より加速している。
いびつ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
屈折したタイトルと
サイテイ過ぎてあたしの体が咲(わら)った
という帯に惹かれて買っ(てしまっ)た。女と正面でつきあえないオヤジとかっこいいからだの女が訳あってオヤジの汚い部屋で同棲して繰り広げるドタバタエロ漫画だ。自分はかわいそうな男に慰められた。ここまで自分はかわいそうではないと。
女学生が(昔のエロ)オヤジの知能でオヤジをいたぶり、オヤジが(昔のエロ漫画で恥ずかしいことをされる)女学生の恥じらいをみせる。おまけにいろいろ役立たないことを勉強できた。
オヤジが生き生きとまんがしているのに対し女の子の目が人形のように死んでいて、いい味を出している。いい勉強になった。
しかも屈折率が大きいので別の使い方はできない。だろう。
惡の華(1) (少年マガジンKC)
誰もが一つは持っているであろう、思い起こすだけで胸をかきむしりたくなるような出来事。
情けない主人公を見ていると、かする程度の共感でも、胸に秘めていた後ろ向きな出来事とかぶり、
「わかるわかる、その気持ち!」と頷いてしまいます。
普段感じない感情を前面に出してくれる不思議な作品。
本棚に並べたいとは思わないので、☆みっつ。
教科書にないッ!(2) [VHS]
バレれば懲戒免職、純潔を守らねば命はない・・・、教え子・綾との危ない同居生活を送る大楽にまたまたトラブル続出!綾のライバル?の草屋姉妹に、人形フェチの日下部、さらに「鬼畜のケン」と異名をとる筋金入りの不良少年が綾に目をつけたのだ。しかし綾は、大楽と五月先生へのあてつけから、やすやすとケンの車に乗ってしまう。綾を監禁し、大楽に大金を要求するケン。従わなければ学校に同居の事をバラされ、さらに綾の純潔をも奪われかねない・・・。綾、絶対絶命!!
宮村優子、上田祐司、三石琴乃。