nanoblock 航空母艦 赤城
ブロック遊びは大きく、ダイヤブロック派とレゴブロック派に分かれると思いますが、私はダイヤブロック派でした。
子供の頃、ダイヤブロックをいっぱい持っていた友達がいて、でも私はそれほど買ってもらえなくて、その友達の家に通いつめていました。
今回、ちょっとしたことからダイヤブロックのミニ版であるナノブロックの存在を知り、大人買いをしました。他に子供の頃の趣味として戦艦のプラモデルを作っていたので、ナノブロックで作る空母赤城は私の童心をくすぐるドストライクの商品でした。
パーツは1000以上あり、朝から作り始めて夕方までかかりました。
ブロック世代をターゲットにした、すばらしい商品だと思います。
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
映画観てきました!
映画で使われていた音楽がぜんぶ詰まったいいサントラだと思います。
対決のシーンで流れていた
ハラハラするような音楽が印象的。
ボリュームがあって聴きごたえがありました。
ざわ…ざわ…ざ‥ざわ……ざわ
マキシマムザ亮君いわく「めちゃPOP」というこの作品。2曲目には、深夜アニメ「アカギ」EDですね。でもメジャデビューということでタイアップ曲が増えてる・・・メジャーに流されずこれからもコアで危うい魅力満載のホルモンであって欲しいです。
442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍 [DVD]
先日、新宿の映画館にて見てきたのですが、非常に感銘をうけました。
ジャンルとしては反戦ドキュメンタリーに属すのでしょうが、見終わったあとに複雑である種のカタルシスをおぼえます。
テーマとして私が感じるのは3つ
1戦争の悲惨さ。
実体験を当時者がかたる言葉には、フィクションにはありえない迫力があります。
2当時の米国の日本人・日系人差別。
私たちがほとんど知らない不当な差別を当時のかたがたは受けていたのだと初めてしりました。
3今は忘れ去られた、日本人の心性。
戦前の日本人がいったいどういうことを規範として考えていて、それがいかに失われているかというのを実感しました。
わたしが特に考えさせられたのは3で、戦場という究極の状態を体験された、日系二世・三世兵士のかたの口からかたられる”義務””名誉””我慢””仕方がない””恥”””辛抱””努力”などの言葉はたとえば学校の先生や政治家がかたったら、古く胡散臭いものにしか感じないかもしれませんが、彼らの言葉からかたられると本当に説得力がありました。
とくの、”恥”という概念は私たちとかなり違うのかもしれません。
私たちが”恥”ということは、他人からみた自分の評価。端的にいえば”みっともない”という言葉に集約されるといえます。しかし、彼らのいう”恥”はもっと深い部分、たとえば”魂に恥じない”ということではないかと思えました。「お天とう様に顔むけできない」という言葉がありますが、まさにそれを実感としてもたれてたのではないかとおもいます。
見終わって、一ヶ月以上たちますが、本当に多くのことを考えさせられました。
日本人すべての方に見てほしい作品ですね。
カイジ 人生逆転ゲーム 通常版 [DVD]
個性的なギャンブルマンガが原作の実写映画。原作マンガは既読。
主人公カイジを藤原竜也が演じるということで
自堕落な生活を送っていたダメ人間という雰囲気はゼロだが、
ギャンブル本編での盛り上げ方はさすがの演技力。
それぞれの登場人物を演じる俳優も素晴らしく、
ただならぬ迫力があるのは見事。特に利根川や地下の班長が最高。
内容的には「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」と
おいしい場面を網羅していてありがたい。
原作の流れとは前後するが、地下施設で強制労働によるペリカ騒動などは
やはりカイジ好きとしては外せない要素なので、これも嬉しい。
2時間程度の映画に収めるためか、各ギャンブルは
ややルールが簡略化されているので
原作を知らない人に強い魅力でひきつけるほどの戦略性はない。
残酷性もかなり排除されており、「負けたときのヤバさ」が非常に少ないのは残念。
もともと2時間に収めるのは厳しいボリュームなだけに
実写映画としては結構がんばっている方だと思う。
ただし、天海祐希のキャラクターだけはさすがに甘すぎる。
カイジにこういった馴れ合いは不要で、もっともっとシビアでよかった。