TV放送開始30周年記念 じゃりン子チエ SPECIAL BOX(セット数予定) [DVD]
今回の商品は、以前発売されたDVDBOXのようにブックレットなどは付いていませんし、DVDに一覧できるチャプターメニューはありません。
価格が安く設定されているので、それは仕方がありません。
今回の目玉はメモリアル・サウンドトラックCDで、私はこれが欲しくて以前に発売されたDVDBOXを持っているにもかかわらず購入しました。
TV版・劇場版両方のBGMで初めてCD化された曲も多く収録されています。「アニメ・ミュージック・カプセル『じゃりン子チエ』」 の項で他の方が述べておられる「ひみつのデイト」ロングバージョン 、「『ゴジラの息子』を観ているシーンの曲」、 「マラソン大会後テツが雨の交番に居るシーンの曲」 等も入っています。そして収録されていないものも含めて全ての音楽リストと解説も付いています。またそれぞれにはもともと曲名は付いていなかったのですが、今回は曲のイメージを伝えるためコメントが付記されています。
私は特にTV版の方の「センチメンタル[笛]」が初収録されていたのが大変嬉しいです。2度もCD化された「センチメンタル[ハーモニカ]」も良いですが、私は笛バージョンの方が好きで、チエちゃんとヒラメちゃんのホロリとする場面を思い出します。「哀愁[ハーモニカ]」も聞きなれた曲でこれまでもCD化されていますが、今回は「哀愁[トランペット+フルート]」も初収録されています。私は記憶がないのですが、これも心が揺さぶられる曲です。
欲を言えば、ビジー・フォーが歌った劇場版の主題歌「じゃりン子チエ」および挿入歌「春の予感」のフルコーラスも収録していただきたかったですね。「春の予感」のワンコーラスは以前にもCD化されていますが、とても良い曲なのでぜひフルコーラスが聴きたいです。
復刻版 ひょっこりひょうたん島 海賊の巻+魔女リカの巻 DVD-BOX
ええ、とうとう買いましたよ。
『ひょっこりひょうたん島』DVD-BOX。
復刻版ね。
海賊の巻ね。
全7巻ね。
この作品、以前からすばらしいとは思っていたけど、まさか我が人生でDVD-BOX購入があるとは。
我が家はめったにテレビをつけない家だけれど、
たまにつけるとその醜悪ぶりにうんざりするのです。
今までテレビをつけない人生を歩んできたのだけど、
子どもが生まれると中々そうはいかない。
4歳娘と2歳息子の彼らはさまざまな場面でテレビと遭遇するのです。僕の実家や、保育園などで。
「テレビ」という存在を知ってしまった彼らは当然のごとく見たいと主張しますね。
いつもならつっぱねるけど、
「ごはんを作る20分だけテレビ見てもいいでしょ」。
そんな風に言わると、まあ、見せてもいい。
だけど、本当に見せたいテレビがないのです。
こんな低俗な環境に取り巻かれた民衆は革命を起こしてもいいんじゃないか?と思うくらい。
それで買いましたねー。自己防衛として。
1日1話。
子どもたちはよろこんでおります。
よろこびたまえよ。
しかし、内容もさることながら、声優たちの名演っぷりに本当にほれぼれします。
こんなにも自由な表現世界だったのか!
大の大人が子どもに向けて堂々とエンターテイメントを繰り広げるこのすばらしき世界!
子どもたちがお風呂場でひょうたん島の主題歌を歌うのは予想できたけれど(目的のひとつだった)、
まさか、ドン・ガバチョの「みなさ〜ん」というモノマネを
21世紀の我が子が自発的にするとは。父さんはうれしい。
でも、そのモノマネは保育園で通じないだろうなあ。
蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち
1948年(昭和23年)生まれの著者、中山千夏さんは僕らにとっては
映画やテレビドラマにもなった菊田一夫作の戯曲『がめつい奴』の名子役
戦災孤児のテコである。
現代の名子役といえば、 芦田愛菜であろうが、その実力は、さらに上だったと思える。
三益愛子演じるお鹿婆さんこと向山鹿は、釜ヶ崎で1泊60円の簡易旅館「釜ヶ谷荘」を営む一方で高利貸しも行っている。
がめつい性格は周辺の人々にも有名だが、戦災孤児のテコを引き取って育てる一面もある。
この三益愛子さんは、菊田一夫と人気を2分下、小説家劇作家川口松太郎夫人である。
ということは川口浩探検隊長の母でもあるわけである。
三益愛顧さんのことを中山はこう書く。
「(『がめつい奴』の頃)1910年(明治43年)生まれの、三益さんは50前。女優で、
しかもシリアスな母もので長年鳴らした人なら、まだきれいどころを演じたがるものではないか。
それが『お鹿ばあさん』に、嬉々として頭から突っ込んでいった」
「背中を丸くするために、暑い綿入れの詰め物を背負い、その上舞台では常に背中を丸めていた
歯にぽっこりかぶせる中空の金歯を、行きつけの歯医者に特注でつくらせて、その所々に
お歯黒を塗って汚してはめた」
「三益さんは、隈どった目を常にきょときょと動かした。すべて、三益さんの工夫だった」
「三益さんは、この頃背中がまっすぐにならなくなったと言って笑っていた」
「三益さんは偉い。浅草時代もうスターだった三益さんは、駆け出しの菊田一夫を
キクちゃんと呼んでいた。それが今みんなの前では必ず菊田先生と呼ぶ、
と、大人たちが話しているのを聞いた」
他に、長谷川一夫、榎本健一、ミヤコ蝶々、花菱アチャコ、古賀政男、水谷八重子、
三木のり平、堺駿二、益田喜頓、森繁久彌、三船敏郎、古今亭志ん朝、古川緑波
といった面々が登場する。
虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
その昔、映画館のオールナイト興行でこの三本立てを見て以来の懐かしさ、たまたまAmazonでこの組み合わせを目にして即予約をしてしまった。アダルトアニメとして位置づけられる貴重な作品である。特に千夜一夜物語/アラビアンナイトは現在でも十分鑑賞に堪える。是非、ブルーレイでも発売してほしい。
アニメ・ミュージック・カプセル「じゃりン子チエ」
どれもこれもアニメで使用されてるBGMばかりで聞いてると
テツのような笑みが零れ
少〜しだけ幸せな気分になります
アニメサントラはアニメに思い入れのある人ならまず外れな曲は少ないと思います
約三十年前とは思えない素晴らしい完成度のアニメとそれを彩る個性豊かなBGM達
クセのあるホントに良い作品でした。