SFレーベル・カルト・コレクションVol.1&2「時にまかせて」~「海賊キッドの冒険」
ウルトラ・ヴァイヴ⇒日本のRHINOレーベルだ!!
復刻監修職人=高護氏編纂による
ビクターレコードを発売元に1971年〜77年まで残された音源集。
2006年に1枚¥2,500相当で復刻された同内容がなんと!!
vol/1&vol/2 のセットで限定販売。 こりゃあ、買わなきゃ損。
収録内容もセコハンで買えば・・・高額で取引の物件が網羅されている。
1曲目のかねのぶさちこの『時にまかせて』は大滝氏のSONG BOOK'Uにて
陽の目を見たが、再編集でよりクリアーに響いて聴こえる。
4曲目の荒木一郎が詞を書き上げたメープルリーフの『午前中の時間割り』や
天井桟敷⇒寺山修司作詞荒井沙知歌唱の5・6曲目では
当時のサブカルチャー(失礼)な時代背景も併せて伺い知る事が出来る。
ごちゃごちゃ言ってもしょうがない、百聞は一見にしかず。
今の音楽に飽き飽きしていて1970年代に興味がある方、是非聴いてみてくださいな。
時にまかせて~SFレーベル・カルト・コレクション VOL.1
1970年代のビクターレコードの作ったSFレーベルの曲集。全体を通して時代を味わうのもよし、手に入らないアーチストの曲をここから探すもよし。この種のオムニバスアルバムの典型的アルバム。
収録されているのは、時にまかせて、ほしのでんせつ(かねのぶさちこ)、愛のデュエット(チェリッシュ)、みだれ髪(サウンド・スペース)、午前中の時間割(メープル・リーフ)、もう頬づえはつかない、雨だれを数えながら(荒井沙知)、私のブルース(藤原秀子)、もしもボクの背中に羽が生えてたら(五つの赤い風船)、サルビアの花(岩渕リリ)、さよなら(柘植章子)、魔法のドレス(ノン・ノン)、あたたかい木曜日の午後(武部行正)、朝(安岡龍八郎)、退屈ですネ(都会の村人)、通り雨(金森幸介)、雪あかり(サンズ・オブ・サン)の17曲。それぞれのアルバムへと導いてくれる、カタログとしても楽しめる。コンパクトだがわかりやすい解説もあり、良心的アルバム。