「捨てる!」技術 (宝島社新書)
過激な本です。
実は私はこの本を読んで職場と自宅の色んなものを捨てました。
思い切り良く捨てたのですが、今のところ困った事は起きてません。
著者が巻頭で“モノの持ち方を暮らしの技術として定着させる。それが、本書のいいたい唯一のことである。”と気持ちよく言い切ってますが正に捨てる事は気持ちがいいことです。
捨てる事に関してさまざまな切り口でノウハウを公開しています。
この本を読むときに頭の中を白紙にして読んでいく事が「捨てる達人」になる秘訣ですかね。
整理法や収納法を色々試してみたけどどうしてもすっきりしない時におすすめの一冊です。
ただ、この本を捨てるかどうかはまだ結論が出ていません。
上司は思いつきでものを言う (集英社新書)
どれほどの必然性があるかわからない例えを縦横無尽に駆使して、いいたいことは、官僚と儒教という2つのキーワードにあるらしいんだが、それでも最後にくるのは周囲を見渡して、というごく真っ当な忠告。確かに今の地位にしがみつく事が大抵の人にとって最も安泰であるし、居心地もいいのでしょう。エポックはそれとはまったく無縁の人によっておこされるんですが、何も自分がそんな大それたことの中心になるなんて世間のサラリーマンは思ってもみないわけで。ひとそれぞれの社会での分担というものがあるわけです。ただ、例えばドイツの職人徒弟制度なんかは儒教の影響は全く受けていないと思うんですが、そういう社会をどう評価するんだろう、とか余計な心配をしてしまいます。まあ、読書家は思いつきで本を買う、ということで。
五体不満足 (講談社青い鳥文庫)
悩みのない人間などいません。苦労をしたことのない人間などいません。それは健常者、障害者を問わず普遍的な事象です。
本書の著者、乙武氏も例外ではない。みなさんも想像してみていただきたい、手足が失われた今日からの生活を。著者は敢えて自らの苦難苦労を一切ひけらかすことなく前向きな姿勢を読者に提供している。自伝としては昨今珍しい潔さである。
よもや本文に書かれてあることを鵜呑みにして著者が一切苦労、悩みを経験していないと勘違いする方はおるまい。少しは彼の経た艱難辛苦に対して想像力の翼をはためかせてもよいのではないだろうか。
本書が、『手足のないこんな大変そうな人間でも頑張って生きてるんやから、もっと楽に生きれるはずのあなた達健常者はもっと頑張れよな』的な言外のメッセージを発信していることを不愉快に思われる方は、今一度このメッセージに真剣に向き合う必要があるやもしれない。
エコレーヌ 30ml <26720> <26720>
40代の肌には効きました。6本ほど使いました。ほうれい線が無くなるわけではないのですが、3日ほどでなんとなく(このなんとなくと言うのが人によってかなりばらつきがあると思いますけど)頬がリフトアップしたような感じです。美容保湿効果は無いと記載してあるように、これだけではお肌の手入れには足りないので他の基礎化粧品も必要です。値段が高く、量も少ないので購入し続けるかと言うと、今は他のすぐれもの(たとえばGFなど)が出てきているのでリピートはもうしないと思います。
目の下のくまにも効くかなあ、と思って塗ってみましたが、頬ほどの変化は見られませんでした。
香料のにおいは、欧州の香料だなあと言う程度で、私は好きでした。