機動戦士Zガンダム SPECIAL
TV版,地球編において,アムロとカミーユが,真摯に語り合う一瞬があるんですよ。
それまでの痛い演出が嘘のように,新しい世代へとアムロが真摯に語りかけ,カミーユが素直に共感を示す,
ほんの一瞬の演出。
大した会話ではありません。
でも,「ああ,伝わったな」と。
何故かフェイドアウト気味に地球がバックになりましてね。
泣きそうでした。はい。
個人的には,TV版屈指の演出と考えております。
映画版に取り入れられることもなく,何故かあまり言及されることもないのシーンなのですが…
その場面に流れていたのが,このディスク1,16曲目でございます。
泣けます。
曲として素晴らしいことは言うまでもありませんが,やはりあの演出のバックの曲として泣けます。
ただ,これが,既発の3枚のBGMアルバムシリーズには,何故か,入っていないのでです。
何故なのか,当時本当に泣きました。
魂が枯れる思いでした。(若かったね)
でも,これが出て,救われました。
是非,貴方も救われて下さい。
その余の曲の素晴らしさについても,他のレビュアー諸氏の魂のこもった各レビューの通りです。
結論として,あの時代を共に過ごした皆様にこの一枚,特薦でございます。
GUNDAM-SINGLES HISTORY-3
タイトルの通りガンダム好きなら買うんだ!
このCDですが、ここに収録されている曲は比較的最近の、新しめのガンダムです。
最近の曲に影響されてか、かなりカッコイイ曲揃いです^^
まぁこの曲聴いて「カッコいかった~」と言わない方はいないでしょう!
くどいようですが、それぐらいカッコイイのです!
とにかくガンダム好きなら買うんだ!
GUNDAM SINGLES HISTORY
機動戦士ガンダムZZ放送終了後、機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
公開前という時期にリリースされたと記憶しています。
当時はまだCDではなくレコードが主流でした。
ガンダムは人気シリーズということもあって、こうしたオムニバス
形式のアルバムというのは他にもいくつかリリースされていますが、
同じガンダムといえ、複数の作品の主題歌がまとめられたアルバムは
これが最初だったと思います。
このアルバムにおいて最大の目玉は機動戦士ガンダムZZ後半主題歌、
副主題歌の「サイレント・ヴォイス」「一千万年銀河」が収録されて
いることです。
ガンダムZZ放送時リリースされた2枚のBGM集は基本的に番組前半部の
ものであり、主題歌、副主題歌ともに前半の「アニメじゃない」
「時代が泣いている」しか収録されていません。
このあたりにガンダムZZの世間の人気というか評価の低さを
垣間見ることが出来たりしますが、後半主題歌は屈指の名曲であり
このアルバムで埋もれることなく時代を超えて多くの人の耳に入る
機会を与えられたわけですから(シングルが再販されることは
まずありませんし、当時主流はレコード。特にシングルCDという
形式はまだ存在してなかったはずです)、やはりその功績は
大きいでしょう。
しかし、もう少しガンダムZZも評価されて良いと思うのですがね。
Zガンダム劇場化に伴い、その続編ZZにもスポットを当てて欲しいと
思うのは私だけでしょうか?