インディオの道
北アルゼンチンの小さな村「セルロ・バージョ」に住む山びとの習わしと生活をユパンキが見たままに描き出した物語風作品.
ユパンキの歌と同じく,心にしみます.
スペインやラテンアメリカの文化と音楽をこよなく愛する浜田滋郎氏の解説が,また,とても読みごたえがあります.
ゴールドパックBEST
ラテン・アメリカの民族音楽は、フォルクローレと呼ばれています。
サイモンとガーファンクルがアレンジして大ヒットした『コンドルは飛んでゆく』は、フォルクローレの代表曲です。
アルゼンチン・フォルクローレを日本に伝えたのは巨匠、ユパンキ氏です。
左利きのギター。
牛追いや木こりなどを経て歌手になった経歴。
反政府的な活動として故郷を追われた、流浪の魂。
ユパンキ氏を日本で有名にしたのは五木寛之氏です。
アンデスから聞こえてくるような、どこか寂しくて、切なくて、懐かしい音色は五木さんに重なります。
このCDは初期の曲を収めたものです。
ユパンキ氏の音楽は、お亡くなりになった後、その偉大さはより多くの人に偲ばれファンは増え続けているようです。
その理由は、ここにあります。