のっちノッチnocchi ノッチモバイル

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)

なんと一年ぶりのシングル・・売れてるからといって曲を乱発しない所に音楽志向の誠実さを感じます。レコード会社もperfumeを大事に育ててるのがわかる。

「ナチュラルに恋して」はCMソングとして触りの部分は耳にしていました。PVも春っぽい爽やかな作りになってる。

「不自然なガール」はカラフルなコスチュームとPVでperfumeの新境地と言える曲になってる。

このマキシCDのカラオケの2曲は誰もが飛ばしてしまうと思いますが、ボーカルなしのこのインストを試しに聴いてみて下さい。BGMとしてまったく違和感がないです。一枚のシングルで4曲楽しめる。さすが中田ヤスタカ。

長いインターバルを置いてリリースされただけあり、曲作りがとても丁寧です。最初と重なりますが、アルバムも一年に一枚とか無理しないでゆっくり時間をかけて作ってほしいです。自分にとって今のJ-POPでperfumeほど新譜に期待してるアーティストはいませんから。

EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)

鶴田謙二氏の絵が大好きで買ってみました。
『おもいでエマノン』と同様に素晴らしい絵です。
『おもいで〜』は遠慮気味でしたが
今回の脱ぎっぷりは半端ではありません。
決して嫌いではありませんが
他の方のレビューにある通りサービスし過ぎかと。
内容は台詞が殆どないのでほんの数分で読めます。
緻密に描かれた背景を眺めると
なるほど描くのが遅い訳だ、というのも納得できます。

Perfumeフォトブック『Perfume Portfolio(パフュームポートフォリオ)』

レビューでこの本のインタビューがいいという書き込みが
多かったので、インタビュー目当てで購入しました。
（私は女性ですが、Perfumeの音楽やダンス、雰囲気や
　トークなどが大好きです♪）

３人でのインタビュー、一人ずつのインタビュー、両方とも
よかったです。
特にあ〜ちゃんのかしゆかのインタビューはなんだか深くて
とても興味深かったです。
のっちのインタビューもおもしろかったです。

小学生の頃から三人ともすごく一生懸命がんばっていたんだろう
とは思っていたのですが、インタビューを読んで、私が想像
していた以上にすごくすごく努力していたことが感じられて
すごいなあと思いました。

このインタビューだけでもこの本を買う価値があるような気がします。

写真集部分もよかったです。
前半は、民族衣装（？）を着て少しノスタルジックな雰囲気な
町での撮影で、本当にアートっぽい感じでかっこよかったです！
途中から、普通の服になって上海の都市部に向かうところは、
すごく楽しそうで、見ているこちらまで楽しくなりました。

最後の方のポートレイトは、前半とは違って、普通モードの
三人を見られるのがよかったです。
Perfumeの笑顔はやっぱりいいですね！
ラストに、３人がチャイナドレスを着ての写真もとても
かわいかったです。

見終わった後、すごく満足感がありました。
Perfumeの三人が好きなら買って損はない出来だと思います。

もちろん、一番素敵なのはパフォーマンスをしているときの
三人ですが、笑顔が素敵だし、インタビューもおもしろいので、
買ってよかったです♪

Colorful Love Songs

洗足学園音楽大学音楽学部で学んだ同窓の若林愛 1st、澤目未樹 2nd、小田祐子 3rd・Es、中村奈央 Bassによるアンサンブルです。近年の若い女性ヴォーカリストのヒット曲を上手く選んでいました。

4曲目のいきものがかり「ありがとう」はまさしくクラリネットだけで音楽が構成されています。バスクラやエスクラなどを使ってクラリネットだけで良く響くハーモニーを造り上げられる見本のようです。クラリネットだけでこれだけ良く響きあう音楽が造れることに感心しました。木管楽器特有の倍音を多く持つ音色が生み出す温かいサウンドが彼女たちの可愛らしい外見と上手くマッチしているように思いました。後半のジャズっぽいアレンジは粋でしたね。

DREAMS COME TRUE 「LOVE LOVE LOVE」でのバス・クラリネットの低音の冴えと響きの美しさは隠れた魅力だと思いました。全員がビブラートの少ない吹き方ですから、よくハモリます。後半部分のパーカッションの入りと使い方は面白い試みだと思いました。
AI の「Story」はバスクラのソロから入りますが、フレーズの吹き方が上手く、音の出し方が難しい低音楽器を上手く鳴らしており感心しました。

Superfly「愛をこめて花束を」のオリジナル歌唱の越智志帆の激しく巧みな歌唱とは少し違い硬さが抜けきれません。そのあたりを克服するともっと良くなるのですが。

今後の彼女たちの今後の活躍を願って少し苦言を呈しますと、フレーズの吹き方に変化をつけて欲しいのと、一つ一つの♪のうねりと響きの変化を聴かせて欲しいと思いました。特にメロディパートにそれを感じました。クラシック系ともいえるアレンジならそれでもいいですが、ポップスを吹く場合、時折一本調子に感じられるところが聴き取れましたので。要は音の味わいなのですが。経験もいりますね。