バッハ:2台、3台、4台のピアノのための協奏曲集
エッシェンバッハが仲間たちと録音したバッハのピアノ協奏曲集。録音の緊張感よりむしろ演奏を楽しんでいるのが聴いて分かる1枚だと思います。もともとはチェンバロ協奏曲だが、ピアノにしても違和感がないのもいいですね!
ブラームス:ピアノ協奏曲全集
ソロ全集の続編として、オピッツがデイヴィス指揮名門バイエルン放送交響楽団のサポートを得て、全ピアノ協奏曲の登場だが、ソロの時よりもさらに味わい深い演奏を披露してくれていて、これまた、彼の代表盤になるに違いない。ことに、2番の協奏曲では、古くはバックハウス、アラウ等、最近ではポリーニ、ツィメルマン等数多くの名盤がある中で、このオピッツ盤はその中でもひと際輝く、名盤中の名盤とも言える内容で、ブラームス=オピッツという図式が完全に確立されたと言える。