涙のくちづけ
レターメンは、60年代から70年代にかけて高い人気を誇った男声3人のヴォーカル・グループです。自分達のオリジナルよりも、有名なヒット曲をコーラスにしたものが多かったですね。所謂カバー曲で、なんでも歌うグループでした。どちらかというとイージーリスニング的なサウンドです。
「愛の讃歌」や「慕情」のような有名なポピュラーソングもオシャレな曲に仕上がっており、聴きやすい編曲でまとめています。
録音が古いため、残念ながら少し音が悪いのは仕方がありません。また、アレンジは、今の音楽を聞いている者としては、平板な感じも仕方がないと思っています。
このCDの最大の値打ちとしては、彼らの大ヒット作の「涙のくちづけ」「ミスター・ロンリー」「ラヴ」だけでなく、「夏の日の恋」「恋におちたら」「愛のファンタジー」「愛と青春の旅立ち」「アンチェインド・メロディ」等のように、当時のヒットしたポピュラー曲を今、再び聴くことができるという意味において貴重でしょう。当時のサウンドの缶詰といった感じで、本当に我々の世代のナツメロですよね。
ジャンル的には、ソフト・ロックというのでしょうか、彼ら3人のソフトで優しいハーモニーは、本当に穏やかな気分にさせてくれます。
僕たちの洋楽ヒット Best Of 60’s 1960‾69
80年代の曲でさえ古く感じるのに、ここに収録されている曲は全く古く感じなくて不思議でした。
時代を感じさせない耳心地の良い素晴らしい音楽ばかり!
ていうか、つい最近にCMや何かの番組で聴いたことある曲がいくつもあったし。
母は懐かしいと言い、私は新鮮な気持ちで聴けました。
沿志奏逢2
このアルバムは待ちに待っていたアルバムです
前作もとても良くて、何回も聴いています
1曲目の桜井さんの歌の出だしでつま恋がうかんでくるようです
もう名曲揃いで素晴らしいです。原曲も聴きたいと思わせます
いい歌はこのように違うアーティストによって歌い継がれていかなければなりません
同時に一昔前の方が心に残る曲があったなぁと、あらためて思いました
原曲ももちろん良いですが桜井さんの桜井さん琉による歌い方は圧倒されます
スローバラードや歌うたいのバラッドなどなんともいえません
某アーティストの様な澄んだ声ではありませんし、またサラッとした歌い方でもないですが
やっぱり素敵!だと思いました
ミスター・ミセス・ミス・ロンリー [VHS]
いわゆる仔猫ちゃん映画です。
「月曜日のユカ」とか「スローなブギにしてくれ」
とか、秋吉久美子の一連の映画タイプの。
ですが、そういった映画にありがちなユルさが
それほどではなく、ストーリーも凝っています。
何と言っても見ものは、今や正統派の女優としての面
しか観られなくなった原田美枝子さんの、仔猫ちゃんっぷりです!!
冒頭の、手錠で電柱にくくりつけられるシーンから
カワイさに釘付け!!
今の女優さんで言ったら、麻生久美子さんでしょうか。
美しくて可愛くて、アンニュイでエキセントリック!!
共演の宇崎竜童さんの、情けないうえ、
実はゲイ、の役柄の演技もズッぱまりです。
原田さん自身も参加した脚本・ストーリーは、
いまいち道筋が把握しづらくもありますが、
なんとなくお洒落、で終わらそうとしていない
姿勢に、最後まで引っ張られます。
とにかく原田さんを観る映画!!
内容も面白いけど!!