Batman Begins
バットマンは1927年のデビュー当時はミステリアスな存在であり
恐怖をまとい、骨董無形な闇その物のヒーローでした・・・・が時代に
流され時には道化になったり時には怒れる非情な戦士となったりと
前途多難でした・・・が今現在時を経てミステリアスな存在に戻りつつ
あります。
お馴染みの「ナナナナ♪…」や88年から根ずくエルフマン節の
残る重厚なヒーローとして過去のOSTも良いのですが今作で
ミステリアスな存在に戻ったヒーロー/人間としてののイメージ
からするとやはり程遠く。バットマンと同じ世界に住む、同じく
ミステリアスな存在なヒーロー、コンスタンティンの映画版
サントラを手掛けたMartin Tillmanを今回起用したのは正解だと
思います。残念ながらコンスタンティン程一曲そのもののイン
パクトは無いもののバットマンそのものを捉えていて今回の
映画を効果的なものにしていると思います。
映画のサントラとしては少し物足りないものの、バットマニア
には「買い」の一枚だと思います
バットマン ビギンズ (SB文庫)
一人の青年が、バットマンになるまでの過程が描かれています。
目の前で両親を殺された過去。少年時代のこうもりのトラウマ。
恐れを乗り越えるため、あえて、“こうもり=バット”を選び、敵をも脅えさせるようにします。
ゴッサム・シティを守るのか、愛する女性を守るのか。
バットマンも悩める青年であり、誰かを守りたいと思う一人の人間だということです。
バットマン ビギンズ オリジナル・サウンドトラック
ビギンズの音楽は二人の巨匠によるコラボレートで話題を呼びました。片方は100本以上の映画音楽を手がけ日本でも超人気のハンス・ジマー。もう片方はサスペンスやスリラーやディズニー映画にも参加しているジェームス・ニュートン・ハワード。ジマーとニュートン・ハワード(以下:JNH)は共にディズニー映画でも大人気であるのが共通項でもあります。
今までのバットマンシリーズはそれぞれ作曲者が変更になろうともメインテーマは必ず存在していました。しかしビギンズはどうでしょう。バットマンのテーマと呼べるテーマがありません。
ところが聞いてみるといつものようにメインテーマが流れてオープニングらしい匂いを感じさせる楽曲が必ず1曲目に来ていたのですが、ビギンズの場合、暗く悲しいテーマが静かに演奏されるだけに終わりました。どうしてなのか?とさらに考えてみました。
しかし答えは簡単なことでした。ビギンズはどういった経緯でバットマンになるかという作品なので、過去4作品のような冒頭からバットマンが登場するような映画ではありません。これが答えです。この映画も初めからバットマン登場では、ビギンズというタイトルも無駄になるし、経緯も全く無意味になってしまいます。それともうひとつ。今回はキャラクターよりも映像に合わせたスコアが多いため、メインテーマはあえて作らなかった模様です。今回のスコアはそれぞれのシーンに生えるスコアだということです。
ジマー節を期待している方々にとっては、期待外れかもしれません。
しかしJNHは相変わらず美しいメロディを書いているので、こちらでガマンしましょう。
今までのようなバットマン・テーマ聞きたいと思って買ってしまうとがっかりする人たちも出てくるようなスコアです。
BATMAN BEGINS THE VISUAL GUIDE [バットマン ビギンズ ビジュアルガイド]
本自体が薄くちょっと心配でしたが、内容は大満足です。
解説、プロップの写真等がEYE WITNESS(海外の子供用辞典)風の
美しいデザインで構成されています。
原書も買ってしまいそう!
【Amazon.co.jp限定】ダークナイト(2枚組) ブルーレイ スチールブック仕様(完全数量限定) [Blu-ray]
同じよーなブルーレイのケースが嫌いならいいかも
こーゆーのをコレクションしたい人とそうでない人とで評価わ変わると思う
でも特典も同じだし、これから買う人で値段にこだわらないんならこっちの方がカッコ良くていいと思う