ドラゴンスレイヤー 英雄伝説II https://youtu.be/2TibTk6Q3-Y 英雄伝説III https://youtu.be/-T5JBASiIfk Manufacturer: 1989 nihon ...
ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説 ランキング!
近未来での大戦中に三脚自立式戦車ごと異世界に転移してしまった兵士達。見た事もない異形の怪物に襲われながらも、謎の人物によってただ一人助かったフィーグ・カムラ。記憶を失いながらも、白と黒の魔術が存在する異世界ザナドゥでの生活に慣れてきた彼と、彼に少なからずの心を寄せるリエル王女。自分の野望の為にザナドゥ王朝や諸国を滅ぼさんと、秘宝を奪いリエルを攫わせるレイクスォール卿。レイクスォール軍を倒し世界を平和に導く為に必要な伝説の剣、ドラゴンスレイヤー。フィーグはリエルを助け出し、この世界に再び平和を取り戻せるのか!?上記のように、お話は王道の類。都築和彦氏の繊細で柔らかい原作漫画ザナドゥ―ドラゴンスレイヤー伝説 (1) (ドラゴンコミックス)の絵柄や、絢爛な装飾や服装はアニメ動画に不向きだったのか再現されていません。ストーリーも原作漫画から端折られている部分も結構有るので、原作を知っている方によっては残念に思う部分も。続きがあると思わせておいて実は……という尻切れトンボな終わり方も原作と同じですが、本来フィーグに絡む筈だった人物の言動や行動をアニメは描いていないので、原作を知らない方には「結局あれは誰なんだ?」と言うキャラで終わっているのが残念。しかしリエルから魔力=血を奪う為に、レイクスォールが彼女をあられも無い姿にして触手さん達の御神体にしてしまうシーンとかはきちんと原作以上に再現されているので、そこは良い意味でイヤーン!な出来栄えですし、レイクスォールの(姿形を変えるという意味での)変態ぶりも見所でしょう。(苦笑)端折られている箇所が有るとは言え、50分程の時間で描く内容としては個人的に上手く纏まっていると思います。今だDVDやブルーレイなどが出ていないのが非常に残念ですが、サービスシーンの有る古き良きファルコムファンタジーアニメをご覧になりたい方なら、決して悪くは無いアニメだと思いますし、DVDで良いですから願わくば再び製品化して欲しいものです。 関連情報
ザナドゥ―ドラゴンスレイヤー伝説 (1) (ドラゴンコミックス)
日本ファルコムの同名ゲームのコミカライズ作品。手掛けたのは当時ファルコム所属の絵師都築和彦氏。ドラゴンコミックスシリーズの黎明期の一冊でもある。第一巻となっており巻末の引きでは続きそうな気配を見せるも第二巻がリリースされる事は無く、作者の都築氏は『IZUMO』や『プラネットブルート』などを描いていった。メディアミックスの対象作品でもありOVA化などもされている。『ザナドゥ』というとオリビア・ニュートン・ジョンのソレと混同する人も多く、ビデオレンタルでトラブルもあったとかなかったとか。ゲーム本編のエキスも多数取り入れられておりマリボーが出てきたり主人公のフィーグ・カムラにアデプトの称号が与えられたりデーモンズリングがアイテムとして登場していたりとにやにやしながら読める漫画でもある。(飛空艇内ではフィーグがPCを使ってザナドゥを楽しんでいる場面も)シリアスとギャグも適度に混在しており、ヒロインをはじめとする登場キャラクターのコスチュームなども凝っている。電波新聞社の『チャレンジ!パソコンAVG&RPG2』の大判本の裏表紙では本作の続編を匂わせるファルコムの広告が掲載されていた為に1990年代初頭までは続巻が近く刊行されるのではないか?との噂もあったのだが結果は思わしくなかったのを思い出す。地球人二人が異世界に飛ばされてというSFでよくあるパターンのお話だがどうしてなかなかシナリオはよく練られている。魔法をエクスティと称し、金緑石の力に秘められた謎が込められていたりとゲーム以上にワクワクする設定もあって当時は友人と大いに楽しませてもらった一冊。レトロパソコンゲームファンならば抑えておきたい古書だ。 ザナドゥ―ドラゴンスレイヤー伝説 (1) (ドラゴンコミックス) 関連情報