chronicle.
まず、アクが強く作られすぎた感のあった彼女の歌声が
個性をきちんと残しつつ、優しさも、表現力も増し、聴きやすくなっていると思いました
そのうえ今回はアルバムの世界観、統一感はアートワークも含め素晴らしく
ノリのいい疾走感溢れる「パラレル」「お祭り」「HAPPY」
毒や憂鬱を軽く吐き散らす「水玉」「再生」
大作バラード「海原の月」「さよならと君、ハローと僕」
カヴァー曲「僕らが旅に出る理由」と、"イイ曲"が揃っています
"エンディング"「六月十三日、強い雨。」から
"プロローグ"「さよならと君、ハローと僕」まで
とにかく聴き手を捕らえて放しません
日本語の美しさを大切にする姿勢はタイトルからも感じます
個人的には安藤さんの人となりも垣間見れるDVD付がオススメですが、
CDのみでも充分満足できる良盤だと思います
君が、嘘をついた [DVD]
想像していたよりも、甘い恋愛映画ではありませんでした。虚言妄想の世界でした。
ザックが失跡してる時の経験を基づいて脚本を書いていくのですが、それが本当の話か分からない・・・。ザックが脚本を書いている裏では、友人がトラブルに巻き込まれていたのですが友情の話の方が良かったように思えます。
最初の方は話に入り込めませんでしたが、途中からだんだんおもしろくなってきました。暇な時になんとなく見るのをお勧めします。
chronicle.(DVD付)
有線で流れていた「パラレル」に惹かれ興味を持ち購入。
高音域の美麗さは特筆すべきものがあるが、その一方で低音域のうねるような響きも強烈な個性となっており、
また透き通るような歌声を披露したかと思えば、言葉遊びと言えばよいのか、ミスリードを誘うようなクセのある歌い方をするなど、意外性に溢れた自由なスタンスで、楽器としての「声」の可能性の高さを感じさせる実力である。
曲調はcoccoやCHARA、新居明乃に通じるものがある、幻想的な雰囲気で、重厚でゆるやかなサウンドが耳に心地良い。
個人的には「パラレル」のようなアップ・チューンをより多く期待していたのだが、あの曲は安藤裕子の中ではかなり特殊だったようで、少々がっかり。
しかしながら総合的な満足度はやはり高かったので星4つ。
フジテレビ開局50周年記念DVD 君が嘘をついた DVD-BOX
大げさでなく、DVD化されたら絶対買おうと決めていた唯一のドラマです。放送当時の主人公(男)の年齢が同じで、飲み屋や友人の家に集まるシーンなど文字通り等身大の感じが好きで、20年前の本放送以来、再放送・CSなど何度も見てるのに結局商品到着後一気に見てしまいました(住んでいるところが一サラリーマンやコンパニオンが住むにしては若干現実離れしていましたが・・・)。
特に最終回は「克さん、いつも私のサンタクロースだったんだね」「私にとっては貴方といる時がいつもクリスマスイブなの」「降りしきる雪と同じオフホワイトの色で僕は彼女の心にアイラインを引いた」など名セリフのオンパレード。涼の駐車場の部屋番号と実際の表札にある部屋番号が違うなどささやかな突っ込みどころはありますが、きっと今年もイブが近づくと見たくなると思います。