そうかな
いたずらに年を重ねていくと往々にして人は、心をふるわせること、感動する心を少しずつ磨耗させてしまいやすい。それから新しいことに賭ける気概を抑えて現状に妥協するようになってしまいがちだ。
けれど、ここでの小田さんは一見飄々とした雰囲気の中にありながら常に感動する心を失ってはいない。新しいことにチャレンジする気概を失ってはいない。正直、進化の途中にあると思われる曲もあるが、そのチャレンジ精神にまた驚かされた。
若いころより深みの増した声に思いを乗せた歌は、私の胸に届いた。
久しぶりのオリジナルに小田さんの若さと心意気を感じた。
「それは、突然、嵐のように…」 DVD-BOX
山下君を知ったのはおそらく『カバチタレ!』だったと思います。第一印象は「なんてカワイイ…!」(笑)
でもどっぷりはまったのは『野ブタ。をプロデュース』。彰にはまいりました!
そして『クロサギ』『プロポーズ大作戦』ときてますます山Pにはまった私は昔の作品を観ようと色々検索してみて気付きました。『ロングラブレター』『ランチの女王』等々…今思えば彼の出ていたドラマ、ほとんど観ていました(笑)でもなぜかこの作品だけは観ていなかったんです。
早速観てみて…「なんでリアルタイムで観ていなかったのー!損した!!(汗)」
ファンの方の間では評判の高い作品のようですが、ホントーに山Pがステキです!!普通の主婦があんな高校生と知り合えて、しかも「好きだよ」なんて言ってもらえる…現実的にはありえないとわかっていてもドキドキしてしまいました☆
今の山下君ももちろん素敵ですが、この頃の彼、ホントにイイですね!
ただ、個人的にはラストが納得いかなかった…!
自己ベスト-2
もうベストやセルフカバーはたくさん・・・という意見もあると思いますが、このアルバムのもう一つの側面は
「ひとりで生きていければ」
「生まれくる子供たちのために」
「たそがれ」
のアルバム初収録ではないでしょうか?
これらの曲を聴こうとすれば、昨今、発売してから数ヶ月の物が入手しにくくなったマキシシングルを3枚買わないとだめなことです。
ベストはうんざりと言う方も見ていただきたいのですが収録曲の重複は過去のベストアルバムと照らし合わせてもほとんどないと思います。
作る側からするとベスト版の選曲は大変難しい作業だと思いますが、今回のアルバムは「いままでのオフコース&小田和正ファン」「小田和正入門のファン」共に満足させる選曲だと思い、とても感心しています。
前ベスト「自己ベスト」そしてこの「自己ベスト2」を揃えるだけで、小田さんとオフコースの代表曲をほぼ網羅できるのですから
まっ白
TBSのトリノオリンピックのイメージソングになってしまった。
メインキャスターの中居君が小田さんファンだし、
『風のように歌が流れていた』もTBSだし、
確か、暮の定番になった『クリスマスの贈り物』もTBSだから、
TBSさんは相当な小田さんびいきですな。
まあ、私も小田さんファン25年を自負するWATCHERMだから、
小田さんの曲を選んでくれたのは感謝するけど、
「冬季オリンピック」だから「まっ白」という選曲は、
ちょっと短絡的ではないかと。
どうせ選ぶなら
『THE FLAG』とか『キラキラ』とか
『忘れていた思い出のように』などの
前向きパワーのリズムと言葉を駆使している曲の方が
私はしっくり来ます。
みなさんはどう思われますか?
あ、もちろん、この曲は好きですよ。
でもオリンピックのカバーではないと思うのです。