ふたつのスピカ 12 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
宇宙飛行士の選抜試験結果から、急展開。同期のパイロット候補生の友情は固い。選抜される者もいれば、残る者もいる。先頭を走る仲間へのあこがれもやっかみも、ひとたびレースが終われば、また仲間の環の中へ。
勝利の女神に微笑まれたと同時に、運命の頂上にのぼりつめた秋。
この物語は、単純なハッピーエンドにしてはくれない。
そうライオンさんが、なんでアスミ達の前にいるのか。
人生を考えさせてくれる一冊。
この局面は、こんなに類型的にまとめてくれなくってもいいじゃん、と思ってしまう。やっぱり名品です。
群緑の時雨 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
少しお姉さんお兄さんになりました。
これからが楽しみですね。
しかし、戦国時代の現実は、ひとの命を費やしてあるいはひとの運命を巻き込んで、変化していきます。
失望することも挫折することもあるでしょうが、何か希望を見出せるような展開になることを祈りたいものです。
群緑の時雨 ① (MFコミックス フラッパーシリーズ)
藤沢周平氏のおもかげがうかがわれるほどに、ストーリーと「場」とがしっくりとしています。
少女剣士がなにやら急いでいる理由はまだわかりませんが、強気でありかつ無邪気なので、性格が面白くなっています。
題は、「ぐんりょくのじう」と読むそうです。