落馬脳挫傷 -破壊された脳との闘いの記録-
競馬好きな方には、ぜひ読んで欲しい一冊です。
競馬の楽しみ方は様々でしょう。
馬好き、騎手のファン、ギャンブルとして・・・
どういう楽しみ方にせよ、「競馬」のなかでどういうことが起きているのか、
そこに携わる人々がどういうことを感じ、どんな思いをしているのか。
自分に欠けている想像力を、少しでも補ってくれるような、そういう一冊だと思います。
ぜひ一度、手にとって読んでみてください。
著者の正直な気持ちが表現された、競馬ファンの必読書です。
長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活 ほのさんのいのちを知って
この本を読んで再確認できること
NICUでせっかく助かった命がけっこうおざなりにされていること
臓器移植法の裏にはドナーになる子(命)がいること
そして、語弊を恐れず言うならば、どんな子どもでもやっぱりかわいいということ
ほのさんのような子が生きてること、育っていること、愛されていることを
知れてよかったなと素直に思いました
がんばれ! 西村家!
軽度外傷性脳損傷 (SCOM 035)
追突かつひき逃げ事故に遭い、頸椎捻挫、腰椎椎間板ヘルニアと診断。そこそこ有名な整形外科にかかったのですが、いくら痺れや痛みを訴えても薬や注射の回数が増えるのみで、何ヶ月もリハビリしても状態は変わりませんでした。
石橋先生のところに診断を受けに行くと典型的な軽度外傷性脳損傷、かつ、脊髄にも損傷を受けたのでは?と言われ、ヘルニアのせいだと思っていた脚の痺れは麻痺だと言われました。その後いろいろな検査をしていただくと、確かに右側は脚以外の部分も感覚がかなり失われており、目からうろこが落ちる思いでした。
決して最初の整形外科医のミスだったわけではなく、それだけ日本にこの疾患が広まっていない、日本の医療に限界がある証拠なのだと思います。
とてもわかりやすく、自分が事故で受けた損傷がどういうものだったのか、理解できたことは非常に有意義でした。
また、石橋先生は本当に優しくてすばらしいドクターで、この疾患に苦しむ方を救済したいと熱を込めて語っておられました。交通事故にかかわるすべての方にぜひ読んでいただきたいです。