クイック・ジャパン92
毎巻かかさず買うほど気に入っているこの雑誌なのですが、この巻は特に僕にとっては中身の濃いものでした
バクマン好きの人にはもちろん、オードリー好きの人にとっても是非手にとって見てもらいたい一冊になってます
オードリーに関しては、過去の共演者でもある蒼井そらちゃんとも(かなり間接的ではありますが)共演を果たしているのでなんか贅沢な感じです
クイックジャパンは満載してる写真・記事ともにいつも充実したものを提供してくれるので僕はいつも楽しませてもらってます
マネーの虎
お勧めかな。
個人的には、まあまあ。
漫画の部分より、文字の方が多く、ちょっとそこは手抜きに感じる。
この本いちばんのお勧めは、やはり、巻末の虎たちのインタビューだ。
この部分だけでも充分なくらいです。
それにしても、高橋がなりはカッコいい・・・。
同じ月を見ている [DVD]
「バトルロワイアル'U」の深作健太監督作品なのでまともな映画になっているか、心配でしたが一応「映画」にはなっています。宣伝文句のるように「ラストは号泣間違いなし」というわけにはいきませんでしたが...。
女一人に男二人の関係を「トライアングル・ラブ」というらしいですが、その一人の男に、ある種「純真」な人物をもってきたところがこの映画のミソ。それは、かなり成功しています。
心優しいドンを演じた、 エディソン・チャンは、口数が少なく優しい顔が良かったね。彼独特の微笑みがあったと思います。そして、山本太郎がなかなか良かった。ドンとの出会いのなかで生まれる友情。ワルでも優しい心を持っている、この、山本太郎のシーンが無ければ、この映画はなりたたないといってもいいくらい。それと、怪しい医者の役がオハコになってしまった松尾スズキが、今回は、あまり全面に出ていないせいか、かなか笑えました。黒木メイサははっきり言って大根。でも、出番はあんまりないからマイナスポイントが少なくて済んだ。(苦笑) 窪塚洋介は、主役としては、復帰第一作ですが、「GO」以来の相変わらず直球演技の中で、微妙な、なかなかいい演技で鉄矢のズルさをよく表現していたと思います。ラストの微妙な表情が素晴らしかった。
「始めまして」ひさしです
「始めまして」、といっても、シングル「俺節/俺の俺節」でデビューしてからこの時すでに5年半あまり。いささか出し遅れの証文めいたタイトルではあるけれども、なにしろ、上記のシングルCDが手に入らない(高値とかではなく、モノ自体がほとんど出てこない)状況が続く中、このアルバムが存在したおかげで、この2曲の音源そのものの入手は、さほど困難というわけではないのだ。まずはこの点に、感謝しておかねばならないだろう。
で、アルバムは、この時点までに発売されていたすべての彼の音源(※)の中から、シングル4枚の8曲(2枚め以降のカップリングは12と2、9と4、1と7。サブちゃんJr.作のポップな12、どうしても「ああ上野駅」にしか聴こえない7に注目?!)、そしてカヴァー4曲(中では5が出色。3は吉幾三作品)、という構成。五木ひろしとしては異色作だった11など、あからさまに五木調で、もうちょっと素直に歌えばもっといいはずなのに……、などとも思ってしまったが、確かに基本的には変なクセのあまりない歌い方をする人で、中音域の明るい響きが、なかなかに魅力的。ハッピー&ブルー加入前、別名で「タイガーマスク」OPとEDを歌っていた森本英世、演歌で一度デビューしている速水けんたろう、一時クールファイブにいた宮内タカユキらのように、アニメソング方面でも活躍できた人、だったのではないか?
なお彼は、99年にもシングル「宗谷路/からたちのふるさと」をリリース。その後もブレイク後の氷川きよしをゲストに迎えて(!)コンサートを開くなど、北海道をベースに、しばらくは活動を続けていたようなのだが。
(※クラウンからの複数のオムニバス盤に、「君といつまでも」「お嫁においで」「ぼくの妹に」の“若大将3連コンボ”など、さまざまなカヴァー音源が残されている。)
江戸の鷹 御用部屋犯科帖 DVD-BOX(1)
毎回本物の鷹が登場するということで、当時話題になった時代劇。
徳川家治の治世、田沼意次の悪政に苦しむ人々を救うべく、目安箱訴状の事件探索に当たる“お鷹組”の活躍を描く。
このシリーズ最大の見所は、なんといっても第36回から最終回に至る三部作、
「壮絶 お鷹組隊長戦死!」
「激闘 お鷹組副長戦死す!」
「決戦 お鷹組全員死地へ向う!」
である。お鷹組を倒すべく、田沼一派の仕掛けた謀略。太平の世に、大砲三門を並べ、罪なき村人を犠牲にし、一村を全滅させてまでお鷹組を討とうとする非道。村を、そして世の平和を守るべく、わずか四名の陣容で決死の戦いに挑むお鷹組。サブタイトルにある、隊長「戦死」、副長「戦死す」、その「す」の持つ意味合いの深さに感じ入った(この「す」には“確認・意志・判定”の、三つの意味があると思う)。これはやはり本編を観て感じていただきたい。
なお、ただ一つ残念なのは、将軍家治の出番の無さである。演ずる里見浩太朗があくまでも特別出演だから致し方ないとはいえ、第1回に出演のあと、第2回と第4回の冒頭にのみ出演、以後全く出演がないとは淋しい。第34回「危機一髪、将軍暗殺」のような重要回にも登場せず、将軍の乗った籠が行くのをお鷹組が極秘裏に護衛する、といった描写で処理していた。
時代劇において、将軍の存在は大きい。せめて最終回には、たとえ1シーンでもいいから登場してほしかったと思う。