大阪物語 [VHS]
池脇千鶴の存在感、沢田研二の魅力的なダメ男っぷり、田中裕子の演技力が秀逸。
豪華キャストにも関わらず、DVD化されていないのが不思議なくらい。
初監督作品・富田靖子『BU・SU』、牧瀬里穂『つぐみ』、田中麗奈『東京マリーゴールド』等の女優の存在感を表現・引き出すことにかけては定評ある市川準監督の真骨頂。最新作(※2007/04/30時点)・成海璃子『あしたの私のつくり方』でも、女優さんが元々魅力的な存在感があることもあって、その魅力を十分に上手く引き出してくれるのではないかと期待します。
大阪は、清濁すべて受け入れ飲み込む「日本のインド」だ!!!
女医が教える 本当に気持ちのいいセックス
表紙と最初数ページの挿絵は非常に官能的です。
ですが、内容は非常に真剣な内容になっています。
画面の向こうで女性が感じてるんだから、目の前の女性が感じないのは自分の技術と経験が足りないからと思い、更に躍起になる人がいます。
そんな偏見に対して、産婦人科医で性科学者の筆者が丁寧にメスを入れてくれます。
パートナーとはセックスだけではないですけど、やはり、お互いに楽しくて気持ちの良い幸せな時間を過ごしたいものです。
この本は非常に勉強になりますが、その上でパートナーとの意思疎通が一番大切です。
人は一人一人好き嫌いがあるものだからこそ、コミュニケーションを取り二人だけの最高の時間を築き上げたいです。
少し話が逸れますけど、男女が気にする「名器は存在するのか」「大きいことは良いこと」なのか等の都市伝説?(かどうかは読んでからのお楽しみ)についても触れられています。
この辺りも面白いです。
男性は必読、女性も是非読んでください。
エロは悪だ、とまでは行かずとも、多少の嫌悪感を示す女性も多いかもしれませんが、そういった方には特に読んでほしいです。
そしてパートナーに紹介して、更に素晴らしい時間を築きましょう。
選択の科学
アリエリー「予想通りに不合理」や友野典男「行動経済学」など、これらの分野に関する本をいくつかすでに読んだ人なら、あまり新鮮味のある内容とは思えないのではないかと思う。著者はトベルスキーの研究室出身で、研究のアプローチも彼のそれを継承するものとなっている。
アメリカやイギリスは個人の選択する自由を尊重し、これら以外のほとんどの国では、個人の選択する自由はずっと小さい。人は自分の生まれ育った環境に適応しているので、選択肢が増えれば、必ずしも幸福になるというわけではない。文化や慣習による個人の束縛を「選択肢」の大きさという観点から捉えるという視点は面白いが、これらのことは既知のことで、それほど目新しい知見というわけではない。
問題はその選択肢の’最適な’大きさがどこにあり、どうやって設定されるのかということだが、それについての言及があまりないのが個人的には残念だ。ある事象について個人の選択肢を増やすべきか減らすべきかという問題に直面したとき、何を基準にすべきかという足がかりを作ることこそ選択を科学する真の目的ではないだろうか。文化や慣習に依存するので一概には言えないというだけではあまりに心もとない結論だ。結論を出すのは難しいことではあるが、もう少し突っ込んでその点についての彼女の意見を書いてほしかった。
もうひとつ、ひとつ付け加えておきたいこととして、原題「The art of choosing」を「選択の科学」と訳したのはやや疑問がある。本書は確かに、選択するという行為を分析する科学について書かれている。しかし、著者自身が巻末に、「選択」という行為はその不確実性と矛盾を完全に取り除くことはできないため、科学では分析しえない「芸術」であると述べている。
これが、著者の本書を通じて最も伝えたかったことであり、だからこそ本のタイトルに選んだのだと思う。私なら素直に、「’選択する’という芸術」という邦題を選びたい。
結婚 Marriage
このゲーム、最終目的を結婚として、様々な女の子と出会い、デートに誘ったり、プレゼントをしたりして親睦を深めていくというものです。
舞台が会社なので、新鮮さがあり、面白いです。
対象キャラは5人。
どれも個性的で、必ず好みの女の子が見つかるはずです。
声優は、鶴ひろみ、久川綾など。
ただ、クリア後の特典が何も無いのはちょっとさびしいですね。
CGも少ないし・・・。
Mozart: The Marriage of Figaro: (Le Nozze Di Figaro) in Full Score
~モーツァルトの研究版としては、ベーレンライターの方が優れているかもしれませんが、このスコアの元になっているペータース版はヨーロッパのオペラハウスのオーケストラが多く採用しており実際の上演によく用いられる版です。手軽に入手できる価格ですから、勉強中の方にお薦めです。ただイタリア語よりもドイツ語の方が大きく印刷されているので歌のパート~~は少し読みにくいです。~