インビクタス / 負けざる者たち [Blu-ray]
今まではスポーツ映画というだけでおのずと避けていた。
これはスポーツ映画であるけれども、
人として考えを改めさせられるストーリー。
しかも、実話ときた。
ネルソンマンデラ元大統領。
この人を知っていても、具体的にはどんな人か知らなかった。
南アフリカ統一のためには欠かせない人だったのだ。
白人に長年支配され続けてきた国。
その白人に恨みを持つ黒人。
事実、その人種が混在している国。
それを統一させるまでの過程の一つのストーリー。
モーガンフリーマンはマンデラさんを彷彿とさせています。
また、マットデイモンの体は素晴らしい。
きっと、ラガーマンを演じるために、
肉体改造をしたのだろう。彼にピッタリの役だ。
あと、マンデラさんの秘書的な女性も素晴らしい演技力。
ブルーレイだからか、とにかく画像も素晴らしく、
南アフリカの熱気さながらのスタジアム。
音響効果も効いていました。
この映画とブルーレイはお勧めです。
Corridors of Power
アルバムの詳細は他のレビュアーさんの
豊富な知識にまかせて、ともかく私も、
ゲイリーを追悼したくて投稿しました!!!
私にとってゲイリーとの出会いは、
ラジオで聴いた、このアルバムの
ボーナストラックで入っている
「フォーリング・イン・ラブ・ウィズ・ユー(想い焦がれて)」
の、インストバージョンでした。
当時はNHKのFM等でガンガンかかっていて、
ハードロックの人らしいのに、
なんでこんなステキに爽やかな演奏できるんだろうと、
子供心に不思議に思い、日夜エアチェックテープで
聴いておりました。
あともうひとつ、ほぼ同時期に録音された、
数年前お亡くなりになった、アイドル
本田美奈子さんへの提供曲「ザ・クロス(愛の十字架)」が、
バックでギターまで担当しているゲイリーと
本田さんの歌唱力とあいまって、
何気に忘れられている曲ですが、
とても印象に残っています。
ああ!!ゲイリー!!
ちくしょう!!みんな今夜もゲイリー祭だぜ!!
ゲイリー・ムーア・メモリアル・コレクション
gary mooreの最新ベスト盤
職人ギターの気迫こもったプレイがいままでのどのCDよりもいい音で聞けます。
選曲も幅広くていい感じです。
今更ながら、早すぎた死が惜しまれます。
ゲイリーよ天国でフィル、コージーとセッションしてるんか?
天国でもギター弾きまくっていてくれ。ほんと好きだった。
ノートルダムの鐘 [DVD]
この作品は、一言でいうと「見なきゃ損」です。
なんとなく、主人公カジモドの容姿や、可愛いキャラクターが少ないことから、未見の方も多いのではと思います。
しかし、ストーリーはすごく感動するものになっています。
うまくいかないカジモドの葛藤や、現実の残酷さ、それらに打ち勝ち幸せを手に入れる。
王道といえば王道ですが、そこはいかに彼に感情移入できるかにかかっています。
楽曲の壮大さや美声もあいまって、完成度で言えばDISNEY作品の中でも屈指だと思います。
ファンなら一度は見ておいてほしい、そんな作品です。
ハンニバル [DVD]
「羊たちの沈黙」ではレクター博士(A.ホプキンス)とクラリス(J.フォスター)との絡みが印象的だったが、本作は題名通り、自由の身となったレクター博士に偏って焦点を当てた感がある。勿論、2人の関係が作品の基底にあるのだが、J.ムーアに代わったためかクラリスの存在感が薄い様に思われた。J.ムーアの実力に不足はないのだが、余りにJ.フォスターの印象が強く、シリーズ映画の難しさを感じさせる。
一方、A.ホプキンスはレクター博士そのものであるが、「羊たちの沈黙」の映画化後、T.ハリスがA.ホプキンスを念頭に置いて作品を書いている由なので、むべなるかなである。ヨーロッパ味を滲ませたレクター流美意識が前面に出ている映像は中々の物ではないかと思う。荘厳な音楽と相まって、美と醜、愛と憎悪が濃密に入り組んだ内容はやはり迫力がある。ちょっとした会話もレクター流ウィットに富んでいて、楽しませてくれる。
レクターとクラリスのラスト・シーンについては賛否両論あるかと思うが、これまたシリーズ映画という制約上、止むを得ない展開だったと思う。T.ハリスの原作からしてそうなのだが、嗜虐性から次第にレクターの精神性に比重が移っている印象を受ける。これからも、小説・映画共に期待が持てるシリーズだとの想いを強くした。