ゼア・イズ・サムシング・ゴーイング・オン [DVD]
インターネット黎明期の90年代半ば、貧乏学生の私はアーティストのPVなんてそう簡単に見れませんでした(泣)
当時の私はスピーカーの前で、彼らがスウェーデンの明るい空の下でのどかに演奏している姿を想像するしかなかったのです。
そして、21世紀・・・。このDVDをゲットして初めて彼らのPVを見れました!やっぱ最高でした!
最近のインタビューやプライベートスタジオの様子も収録されていて、彼らの音楽的ルーツなんかも垣間見えるお勧めの1枚です。
雰囲気づくり
スウェーデンのグループの中では知名度はほどほど,とはいえこのクラウドベリージャムは音楽性の高さ,センスの良さは抜群で,フレッシュさとのびやかさがありながら同時に大人の鑑賞に耐える確かな力量を持っている。
2作目のアルバム「雰囲気づくり」は文句無しにおすすめ!ボサノバやジャズ,ギターポップにヒップホップまで,お洒落な音をほどよく取り入れ,しっかりしたボーカルとハーモニーが心地よい。ボーカルのジェニーの声は低めで,リラックスした澄んだ声で聴きやすい。どの曲もいかにも北欧らしいシンプルでキャッチーなメロディが楽しく,つくりこみすぎない印象が新鮮で,何度でも聴ける。
すべて英語による歌詞は,日常的なフィーリングや思想や気持ちをすんなりと表現していて,さり!げなく知的。タイトル通り,いい雰囲気のBGMとして楽しめるが,ただ単に「なごみ」だとか「癒し」だとかいうレベルではなく,ていねいに作られたセンスのよい音楽の幸福感がありのままに伝わってくる。
特におすすめは,#2 Going Further, #3 Nothing To Declare, #6 Peace And Quiet, #9 Some Things Are Better Left To Be の4曲。
all kinds of crayon
1997にリリースされた hal の 3rd.アルバム。(2nd.ミニアルバム)
アルバムの枚数を重ねるたびに何かしら新しいことにチャレンジして
いる hal がこの作品で新たに手がけたのは作詞。(作曲は次回作から)
今回のアルバムは前作にも増してバラエティーに富んでおり、[1], [2]
などはこれまでの路線を踏襲したスウェディッシュ・ポップ調だが、
それに続く [3] などは快晴の青空を思わせるような伸びやかなナンバー。
うって変わって [4] はザクッとしたロック調。[5] では思いっきり
ポップ、と1曲ごとに表情が変わる。
最後にボーナストラックとして [3] の別ミックス版があるが、伸びや
かな中音のヴォーカルや語尾のニュアンスの出し方などが(歌における
表現力で群を抜いていた)デビュー当時の松田聖子を彷彿とさせる。
五ッ星評価:★★★☆☆
ワールドプレミアム アーティストシリーズ 100’s/クラウドベリー・ジャム [DVD]
デビュー当初から、他のスウェデッシュポップグループに比べ、ぐっと大人っぽい感じはあったけど、再結成してからは、さらにその傾向が増してます!ジャジーなのにメロディ抜群のポップミュージックはありそうでなくて、貴重な存在だと思います。このライブでは初期の曲も披露されており、昔からのファンは嬉しい限りです。しかも同内容のCDがついて、もうクラウドベリー漬けの毎日です。最高!
クラウドベリー・ジャム
何の好き嫌いなく聴ける一枚。全曲丸々聴けるっていうのは、結構素敵な事だと思う。スウェーデン・ポップだとか、何々の音楽っぽいとか、そんなの考えなくても普通に良いのだ。かくゆう僕も「なんとなく」でジャケ買いしたのだけど、こんなに良いものだったとはって儲け気分。「外国のオープン・カフェで時間を気にせずのんびりする」行く行かないは別として、そんな雰囲気が好きだなーって人にはもってこいのBGMだと、そんな感じですよ。