スティーヴン・キング・コレクション
ヴァレースが権利を持つサントラからの選曲(日本版ライナーより)。私自身はE・ゴールデンサル「ペットセメタリー」目当てだったが、他にD・エルフマン「黙秘」カーペンター「クリスティーン」C・ヤング「ダーク・ハーフ」P・ドイル「ニードフル・・・」など。作家キングのファンが買うのかどうかは定かではないが、サントラ・ファンも楽しめる。
バックマン・ブックス〈1〉バトルランナー (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)
久しぶりにキングの小説が読みたくなり、レビューをみて購入しました。
とても映像的な作品で、文章を読みながら、筋肉隆々のマッチョマンが困難を切り抜けていく映像イメージが頻繁に頭に浮かびました。映画版は、設定は多少異なるものの、シュワルツネッッガーが主演しているそうですが、この小説の主人公のイメージにはマッチしていると思います。
もっとも、キングの作品としてはやはり異色の感も拭えません。ストーリ自体も映画などでよくある、アクションヒーロー仕立てなので、そういう映画に飽きている人にはあまりお勧めできないかもしれません。
厳しくいえば、ありがちなアクションヒーロー路線の作品です。
バックマン・ブックス〈1〉バトルランナー (扶桑社ミステリー)
シュワルツネッガーを主役に抜擢し、ヒーロー像を見いだそうとした映画の
脚本と違い、キングの原作は少しダークなイメージを背負っている。
そう言う意味では原題の「ランニング マン」という方が小説の内容にはピ
ッタリくるだろう。
主人公ベンリチャーズには競技に参加しなければならない理由があった。
そして、処刑人のみならず、通報者の目からも逃げ続けた末の彼の選択は?
シュワルツェネッガー・ベスト・セレクションズ
今やカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー主演作のベスト盤。85年のレッド・ソニアから94年のジュニアまで。全8作品21曲収録。作曲家も有名所だけ上げても(カッコ内はその作曲家の代表作)1~3「ターミネーター2」17「トゥルーライズ」ブラッド・フィーデル(ターミネーターシリーズ、トゥルーライズなど) 4~5「キンダガートン・コップ」ランディ・エデルマン(ベートーベンシリーズ、トリプルXなど)6~7「トータル・リコール」ジェリー・ゴールドスミス(猿の惑星、オーメンなど)12「レッド・ソニア」エンニオ・モリコーネ(夕陽のガンマン、ウエスタンなど)18「ジュニア」ジェームズ・ニュートン・ハワード(シックス・センス、コラテラルなど)などの作曲家の作品が収録されています。作風もターミネーター2とかのシンセオンリーの作品からトータル・リコールのオーケストラとシンセをうまく組み合わせたものからレッド・ソニアのバロック風の作品までいろいろな作風の作品がある。なかでもキンダガートン・コップやレッド・ソニアは個人的にこのアルバムを聴いて好きになった。シンセの曲もオケの代用のシンセではなくシンセの冷たい音を使用した新しい形の曲なので新しい(当時)音楽の形だと勉強になりました。けどこのCDには監督、出演・音楽の情報しか載っていない解説だったので、もっと具体的な音楽の解説や映画の解説が入っていたら最高なんですが入っていないので星4つです。