JINKI EXTEND Re:VISION 初回版
全クリアしての感想(原作読書済み)。
物語の流れは一本道です。
攻略キャラは7人いますが各ヒロインの個別シナリオは無いと思ったほうがいいです、エピローグだけが唯一の個別シナリオだと思っていい。
物語が大きく変化する分岐はありません、ラスボスも一緒。
jinkiの魅力は人機同士の戦闘シーンなのですが今作では目も当てられない程に酷い出来です、戦闘シーンでは人機の立ち絵(差分無し)が画面を上下左右に動くだけ、爆発とか銃撃とかの演出は画面が点滅したりと目が疲れます、戦闘シーン専用の1枚絵が少な過ぎる、11枚って...(絶句)。
ハッキリ言って手抜きです、まぁ購入前から判ってた事なので個人的にはマイナス要素ではない。
シナリオに関しては何とも言えない、シナリオは原作者とは別の方が担当してます(原作者は原画絵・人機絵のみ)。
序盤は原作ジンキ・エクステンドの1〜5巻の内容をそのまま入れた感じ、シナリオ展開も同じ、違うのは導き手である両平から今作の主人公である氷野顕に変わった事です(戦闘シーンも違うか...悪い意味で)。
原作シナリオは5巻(八将マージャを撃破)までしか描かれてません、なのでそれ以降のシナリオが今ゲームで描かれるとの事で非常に気になってたのですが・・・何だコレ?な感じ、エロゲの様な(エロゲ何ですけどねwww)しょーもないシナリオに失笑、起伏の欠ける展開に欠伸が出る、シナリオに期待してる方は低品質な戦闘シーンも相俟ってギブアップすると思う。
今ゲームオリジナルであろう設定に失笑、新キャラも≪お前誰やねん!!≫とツッコミを入れたくなる様な感じでした。
Twitterで原作者が今作の事について≪ 一部並行世界 ≫と回答してるようなので原作とは別物だと思ったほうが善いようです(今作を購入する人のほとんどが解り切ってる事なんでしょうけど念のために)。
先にも述べましたがヒロインの個別シナリオは皆無に等しいです、そういった理由なのか判りませんが序盤でヒロインとのHシーン(回避可能)が有ります、突然の事で自分はビックリしましたがその後のシナリオに変化は無し、シナリオが進行する毎に各ヒロインとのHシーンもあるので何だかな〜という気持ちになる、純愛とかは期待しない事。
今作の魅力は綱島志朗が描いたエロシーンです(キリッ
結構頑張ってる方なんじゃないかと思います、全29シーン(涼子は5シーン、他は各4シーン)と中々の量だと思います。
あと各ヒロインにバッドエンド(H有り)があります、内容は大した事ないです、個人的にはさつきのバッドエンドが痛々しくて良かった?です。
個人的に”瑠璃垣なずな”は要らない子だったんじゃ?と思います、設定も存在も重要性もないし???な感じ。
全ヒロインに言える事ですが性格が微妙に違ってないか?と思う、エロに関してこんなに積極的なのは違和感、原作と比べると別人です。
今作の中では黄坂ルイはカリスにレイプされた事が決定されてる模様、描写が無いのが不満(原作では未遂?と疑問符になってますが描写が無かっただけで実際は・・・と言う感じなのかな)。
・総評
非常に微妙な作品です。
原作未読の人には個人的に『 原作(jinki真説コンプ全巻、ジンキエクステンド1〜5巻)を先に読んで!! 』と言いたい、
原作読者の人には、中身は無いしエロシーンは可も不可もないレベルだけど綱島志朗イラストと言う事で・・・と割り切って買ってほしい。
ジンキ・エクステンド~リレイション~ドラマCD(DVD付)
内容は、原作1巻に収録の3話と番外編を加筆修正(番外編が主、全体的にコメディ)した感じ、冒頭の戦闘シーンは人機の駆動音や攻撃(リバウンドフォール)音が上手く表されて良かった、原作未読者はまぁまぁ楽しめるかと思いますが細かな設定などが説明されないので素直に原作を読んでから今作を買われた方が善いかと思います。
声は登場人物と違和感なく合ってると思います、「蒼旗」の声もイメーシどおりで良かった、でも「小川原」の声を聞くと銀時をイメージしちゃうんですよね(笑)。
収録時間は40分くらい、イメージソング『君と奏でるストーリー 歌:佐咲紗花』収録。
DVDに関しては≪ おまけ ≫と称しても問題ないです、原作シーン(静止画)をイメージソングに合わせて流れるだけ、商業商品とは思えない出来です、『 MAD MOVIE 』と記述されてたので予想はしてましたがもう少し力を入れて作ってほしかった(原作シーンをカラーにするとか)。
JINKI:EXTENDコンプリート・エディション 3 (電撃コミックス EX 115-8)
初出時と比べて2話ほど足りません。
まあ、『真説〜』後半に繋がる回想の導入話なので入れようがない、とも思われますが。
描き下ろしの最終話、と帯にアオリがあるわけですが、ホントに最終話「だけ」で、そこに至る過程はまったく謎です。
そのうちにリレイションで補完してくれると信じたいですが、出来れば一冊分くらい丸々描き下ろして欲しかったところです。
といいますか、こんなことのあとにしてはリレイション序盤の赤緒がバカ過ぎな気が。
ロボットアニメ大鑑 下巻
同じレーベルでロボットアニメでもある作品
「NG騎士ラムネ&40」
「疾風!アイアンリーガー」
「新世紀エヴァンゲリオン」
「機動戦艦ナデシコ」
「VS騎士ラムネ&40炎」
「超者ライディーン」
が何故 外されたのか?
それだけが不満。
漏れを補完する
「ロボットアニメ大鑑+」をお願いします
あとVictor版も欲しい…
(マクロスやらモスピーダとか…)
ジンキ・エクステンド ~リレイション~ 4 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-4)
もうロボット漫画として見ない方がいいかもしれません。
どうしてこうなったんだろう?
ロボットがちょっと出てくるエロ漫画ってのが今回の印象。
しかもそのちょっと出てくるロボットが、またかっこいいのがなんとも…。