アイリーン 「モンスター」と呼ばれた女 [DVD]
私はこの映画をネット配給のプログラムで見た。何度となく放映されていたがタイトルからして普通にB級ホラーか何かかと思っていた(笑)
なんか面白いのないかな〜と気まぐれにチャンネルを変えていたら、ダッサイ格好のクリスティーナリッチが画面に映った。
彼女はなかなか好きな俳優だ。てか待てよ!なんだこの悲しいほどにどーしようもないビッチは!?
リッチが演じる、とゆーこと以上に強烈な印象の"娼婦"に私はぐんぐん惹かれた。
強い。
本当はこの上なく儚いのに強い。
汚い。
こんなにもシンプルな幸せを追っているのにとことん汚れる。
手に入れたいものの代償は、こうするしかなかったの?
いや、こうすることもいとわないほど愛しかったのです。
表面だけの美を追う者、見る者。又は人を愛する時、それらは絶対的な信理とし捉えてしまってたら、この映画を観ても何の意味もなさないでしょう。
愛とは、その人のために美しくいるのではなく、その人のためにいつ何時も潔くいることなのだ。