ふしぎの海のナディア コレクターズエディション(限定版)
あのガイナックスの、あの庵野秀明監督の放った名作「ナディア」が
10数年ぶりにゲームで、しかもTVアニメ版を元に再構成した
オリジナルストーリーで帰ってきた!!
と言ったら、やはり鍵となってくるのはブルーウォーターで、それを巡りに巡って最後にはとんでもない展開が待っているんではないでしょうか?
ほんとアニメでは最後までビックリさせられましたからね。
今回もきっとあの時のようなSFで神秘的で感動的なドラマが
待っているのでは、と期待が膨らみます。
しかもしかも、女性の新キャラが2人登場しますので、
これはこれでジャンとの絡みにすぐに嫉妬するナディアの
行動が楽しみです。
ゲームはキャラゲーではよくあるアドベンチャーパートと、
潜水艦ノーチラスを操って戦うシミュレーションパートがあるようです。
ナディアのゲームは過去ではメガドラ、PCエンジン、パソコンとどれも遊びましたが、やはり当時のファンなら是非コレクターズエディション(限定版)を買うべきです!
それと言うのも、なんと特典が「電脳学園」なんですからっ!!
でも正確には当時のオリジナルではなく、この特典の為だけに作られた
「ナディア」の女性キャラ達とクイズをしてコスプレ(?)をさせる「電脳バトル」となるようです。
「電脳」と付いてるだけに、果たしてちょっとエッチなコスはあるのだろうか。
通常版は全年齢対象だが、限定版はこの「クイズゲーム」の為だけに年齢制限が今のところ審査検討中との事なのがとても気になりますねっ!
ふしぎの海のナディア オリジナル・サウンドトラック(Forever NADIA)
「ふしぎの海のナディア」サウンドトラックVol.1~Vol.3を集めたサントラ集。
発売された当時の曲順で並べられているので、以前買った人にも聞きやすいと思う。
また、実際にアニメを見てもらうと分かると思うが、この作品は楽曲が明暗ともに非常に秀逸なので「買い」の一品。
ただ、「ナディア」のサントラはこのナンバリングされた三枚に留まらず、
この次に出された「MUSIC IN~」にもとても良い曲が何曲も収められていることを考えると、
せっかくだから4枚組にしてもらってもよかったのに…と思わずにはいられない。
ともあれ、久々に古い友人に会ったようなそんな気分にもさせてくれる一方で、
いいものは時間が経ってもいいもんだと思わせてくれるサントラ集だった。
ジャンとナディアのいちばん長い日 (アニメージュ文庫―ナディアストーリーズ)
ナディアとジャンがただ純粋に幸せになりたいと願う事すら、良く思わない人達がいる。そんなショッキングな設定から始まる物語でした。
ナディアとジャンの想いの深さはもちろんの事、グランディス達3人組の「いい奴ら」っぷりが溢れ出ていて、グッときます。
とある種族に生まれたというだけで色眼鏡で見られ、危険視されるという理不尽。愚かと言う他無いでしょう。
ナディアとジャンの間にある愛こそが「平和」そのものの象徴だと、何故気付かないのか?
もどかしさを抱えて読むだけに、ラストには晴れやかな気持ちになりました。
残念だったのは、一か所話の流れに破綻があった事です。一人、明らかに不自然な形で登場するキャラクターがいます。
わたしが手に取ったのが初版本だったせいでしょうか?
ちゃんと流れに乗せて膨らませれば敵キャラの悲劇性が際立ったでしょうに……。
それと、ゲストキャラの数が多く、それぞれのエピソードがややとっ散らかった様な印象が否めません。
例えば「父っつぁん」がもっと自分の過去を絡めつつナディアに接しても良かったし、「リッキー親子」は最後の場面に呼ばれるべきだったと思います。
そう言えばプロローグでのマリーの登場も、少々アプローチが強引だった様な……。
と、色々気になる点はありましたが、もちろん物語全体は素晴らしかったです。
アニメで描かれていたテーマがしっかり受け継がれていて、読んで損は無かったです。
ふしぎの海のナディア Blu-ray BOX【完全生産限定版】
まずは1話から視聴開始。
35mmネガフィルムHDテレシネよる画質は美しいの一言につきます。フルデジタル制作の透明さとは別ベクトルの美しさではありますが、フィルムアニメの良さを再認識できました。
ところがその満足度に水を差す仕様が明らかに……。なんとエンディングの後に次回予告が収録されていないのです。
まさか映像特典にまとめられてしまった?とDISC7を再生するも次回予告は影も形も無し。
ちょっとこれにはがっかりなので☆は1つ減らしました。
ま、お勧めではあるんですけどね。
機動戦艦ナデシコBlu-ray BOX【期間限定版】
前回のDVD-BOXを買っていたので、予約はしたものの最後まで購入を悩んでいたのですが
届いて、1枚目のディスクを見終わって、買ってよかったと本心から思えました。
DVD(のPS3アプコン再生)に比べて明らかに、というか比べるまでもなく綺麗になってます。
圧縮ノイズの類いは全く感じられず、汚れもセルアニメ感を出す為にわざとやっているのが素人目にもわかります。
解像度が上がってシャープなのに加えて、色合いがよく調整されているようで、
1話の冒頭の宇宙の色の深みが、とてもきれいでした。
音質もDVDに比べて格段によくなっているように思います。
同じ5.1chでも、非圧縮なのが効いているようです。
新作、書き下ろしの類いはほとんどないように思いますが
ナデシコが好きな方ならば、この画質、音質だけで満足できると思います。
さすがblu-rayと思える品質で、大きい画面が欲しくなります。