鉄腕バーディー EVOLUTION 8 (ビッグ コミックス)
個人的には長い休止や掲載誌の変更という試練を乗り越えて、細々と連載が続いているという印象の本作。そういう状況であっても商業出版ベースに乗せてもらえるだけ、パブリッシャー側の信頼は得られているのだとも言えるでしょう。
作者がどういう意識で描いているのかは不詳ですが、"EVOLUTION"となって8冊目、既に物語のレベルはハードSFの域に達しているように思われます。ツトムは本巻では事実上「出て」こず、異星人同士の駆け引きを中心に物語は進みます。
そして、暴力や破壊、性的描写に関するフィルターを、ゆうきまさみ氏は徐々に外そうとしているようでもあります。発表媒体の違いもあるのでしょうが、「パトレイバー」で至れなかった領域に「バーディー」は既に踏み込んでいるかのようです。
ヤングサンデー版から数えて28冊。ようやくここに来て事件の全貌(や、ゴメスの正体)が語られ始めようとしています。ひたすら注視で、先行きに期待していきたいホモ・レゲンスでした。
「Homo Legens(読書人)の書評ブログ」より
鉄腕バーディー DECODE-THE CIPHER- [DVD]
DECODE02放送前に流れた番組やノンテロップOP/ED、
シリーズ本編の映像を用いた有田しおん(バーディー)のミュージッククリップ
(楽曲は今回のEDテーマ曲でもあるのだけど、いい曲でした)
が収録されてますが、
メインは『鉄腕バーディー DECODE』シリーズの第1期と第2期を繋ぐ未放送のオリジナルエピソード
という触れ込みの「BETWEEN YOU AND ME」。
時系列順に見ても、DECODE02視聴後に見ても楽しめるようになっていたのが良いなと思いました。
多少、詰め過ぎかなと感じる所もありましたが、
可能な限りでキャラクターに出番が用意されていた事は素直に嬉しく、
(故に可哀想な目に遭われる方も一部おられますが)
一つの括りとしての役割にもなっていると感じました。
付属の小冊子も読み応えがありました。
監督のインタビュー、SF考証の鹿野さんによるナタル考、
美術設定に纏わるあれこれ、ゆうきさんによるキャラ原案等…
なかでもキャラクターデザインのりょーちもさんのキャラクターを作る際の拘りが伺えて
何より興味深かったです。
今回収録されたエピソードを締める最後の一文は
視聴者に向けた暗号、遠い約束だと解釈して待つ事にします。
解釈が違っていたのならゴメンなさい。
ありがとうございました。
kiseki
アニメ:鉄腕バーディー DECODE:02オープニングテーマということで、
この曲を知りました。NIRGLIS(ニリギリス)自体は同じくアニメ:交響詩篇エウレカセブンのOP『sakura』でもご存知の方も多いと思います。
私は、この楽曲が耳に心地良く感じたので衝動買い!しました。
初めて、曲を聴いた瞬間ニルギリスと分かるくらいニルギリスは
私の中では、特徴ある楽曲を奏でていると思います。もっと花が
開いて欲しいバンドでもあります。
余談ですが、結成当時のメンバーがもう在籍しておらず、総入れ替えしていて
今まで20人くらい入れ替わってる事には驚きました。
今は3人組です
◆岩田アッチュ(ボーカル・キーボード)
◆栗原稔(ベース)
◆稲寺佑紀(ドラム)
鉄腕バーディー EVOLUTION 9 (ビッグ コミックス)
evolutionになってからというもの、物語のスケールがでかくなった反面、躍動するようなアクションシーンは減っていた。
今回は久々にバーディーが大暴れ。ヤンサン時代にあってevolutionに足りなかったのは爽快感だったんだなと今更ながら気付いた。
まあ多分、今後も重厚なストーリーをメインに展開されるとは思うけど、カシューやカペラのようなアクション要員達(カシューは違うか?)にも活躍の場を与えて欲しい。
あとツトムにも(笑)
EMOTION the Best 鉄腕バーディー スペシャル [DVD]
テレビ版よりもはるかに良いと思いますが、どちらにしても
純粋にゆうきまさみの鉄腕バーディーの読者を満足させていないと思う。
本気な鉄腕バーディーがアニメで見たいと思うのは自分だけだろうか。