姉さんキャップ
モデルの男性の心境に思いを馳せながら購入しました。テカテカと黒光りする質感や特徴的な突起の形状を見ているとなんだかエロティックな気分になりますが(理由は分かりません)、装着していると存外楽しいものです。空気を入れて膨らませる時と空気を抜いて畳んでいる時に強烈な虚無感に襲われますが、そこには目をつぶってください。
磯野家の相続税
相続税の本はあまり多くありません。
相続税について知りたいと思っても、易しく解説してくれる本はほかに見つからないと思います。
磯野家の話も面白いのですが、そもそも相続税についてある程度のレベルの解説を平易にしている点がすごいと思います。
制度についての説明は、財産の評価方法などで詳しいですし、実際に相続を迎えた際の節税方法までフォローしているので、相続が近い方には役に立つと思います。
波平の話に沿っている点は寝転がって読むにも面白い内容です。
磯野家の相続シリーズはこの本で完結だそうですが、さらなる続編は出ないのでしょうか。
節税編を詳細に解説した続編を期待したいところです。
サザエさん
意外と盲点だったのがこの曲は誰もが知っている名曲だが、同時に名演でもあった事である。
テレビでは気付きにくいが、FMでアニメソング特集という事で初めてステレオバージョンを聴いて驚いた!
そしてこのCD(今時まだ縦長ジャケの8cmシングルなんてもんを生産してたのか!笑)
を買ってウーハーで低音を強調させて聴いてみたらさらにびっくりしたという訳だ。
どこが名演なんだ?と思う人は1992年再録のカラオケバージョンと聴き比べてくれ。ノリが全然違うのだ。
それが特に顕著なのが「♪陽気なサザエさん」でブレイクしてからメリハリの効いた動と静!
そして「♪みんなが笑ってる〜今日も良い天気」の箇所だ!これはいわゆる「スウィングしてる」ってやつだ!
自然と体が跳ねて楽しい気持ちになるだろ?ベースもR&Bっぽいカッコいいフレーズだ!
このグルーヴが再録カラオケバージョンには無い。
いかにも仕事で譜面を見ながら好きでもない曲を演奏してるといった感じでぎこちない(笑)
エンディング曲に関してはベースはコピーさえも出来てないぞ!わざとか?
(本物とカラオケが同じにしか聞こえない人は俺の紹介してる音楽は全て★を2つ減らしてくれ)
このオリジナルver.でドラムとベースを演奏した人は「伝説のスタジオミュージシャン」なんじゃないかな?
っていうのもサザエさんのテーマ(1969)のサウンド、アレンジがいしだあゆみの「ブルーライト横浜」(1968)
に似てるなぁと思って調べてみたら両方とも筒美京平の作曲だったからだ。そこから察するに...
このリズム隊は筒美京平のお抱えミュージシャンとして数々の名曲、名演を残してるのではないか?
追記:筒美京平のリストマニアの作成者さんに
dr→石川晶 b→江藤勲 g→杉本喜代志という筒美京平お気に入りのスタジオミュージシャンではないだろうか
と教えて頂きました。
いちばん大切なひと [DVD]
主題歌のジョン・レノンが最高。大分前にVHSで観たが毎回同じタイトルバックは歌を聴きたくて飛ばさずに観た。
1997年と言えば、ありさっちは12月5日まではまだ二十歳。後半はベテランOLまでやってたけど、そこそこ似合ってた。そして一番綺麗な頃でもあるし、観ちゃんファンなら見逃さないで欲しい。
香取慎吾ちゃんとダブル主演かな。慎吾ちゃんの優しさは男から観ても素敵! 金子賢がナイーブな感じを出してた。擦れ違う熱き思いってラブストーリィの基本形だね。要点がよく押さえられた堅実なドラマでした。
※主題歌はジョン・レノンのソロで「(Just Like)STARTING OVER」
1980年に発表され、ジョン・レノンのソロナンバー最大ヒットとなったそうな。。。
※レーティングは、A+,A,A->B+,B,B->C+,C,C- の9段階。
TV関連は、映画のAランクに匹敵するものは無さそうなので、基本的にB+〜C−までの6段階評価とするが、Aランク相当と判断すればA評価を躊躇(ちゅうちょ)しない。
磯野家の相続
著者は法律事務所の弁護士。
日常業務の中で、遺産相続・財産分割に携わることも多い。
一般の相談者に対して、相続の基礎知識、遺産分割の手法を説明するのは、なかなか難しいとのこと…
そこで、『サザエさん』の磯野家を、日本の一般家庭のロールモデルとして説明すると、伝わりやすいことに気付きました。
例として、
被相続人の死亡前に相続人がすでに死亡や廃除・欠格によって相続人ではなくなっている場合は、その子供が親に代わって相続することを「代襲相続」という。
これを磯野家に当てはめると、
波平より先に、サザエが死んだ場合、タラちゃんが相続できる。
ということ。
本書では、敬遠しがちな相続問題の話を分かり易く、簡単に説明してくれます。
また、後半の「遺言書」についての記述も、ポイントごとに順を追って解説してくれます。
「多額の遺産があるならまだしも、私が残せる財産といったらほんのわずか。
もめようにも、もめられないと思うのですが…」
意外に多い意見だそうです。
しかし、著者の言を引用すると、
・「相続」という出来事を言葉を選ばずにたとえるならば、
「宝くじよりも、はるかに高い確率で不労所得が手に入るビックチャンス」
・目の前に無償で手に入る財産があれば、相続争いに発展する可能性は非常に高い
残せる財産の有無よりも、残された家族の関係を維持するために、「遺言の必要性」を説く著者。
その分野に心当たりのある人にとっては、手軽な入門書になるかもしれません。