シェールとクリスティーナ・アギレラが競演することで本作の成功は半ば決まっていたのでしょうね。ベースはサクセスストーリーで、中身はゴージャスなダンスショー映画です。個人的にはC・アギレラの歌とダンス、バーレスクのダンサーたちのパフォーマンスを楽しむ作品なのですが、シェールもガッシリ脇を固めていて満足しました。男が観てもカッコいいし、シンプルに楽しかった。C・アギレラは99年にデビュー・アルバム『クリスティーナ・アギレラ』をリリースし、78週連続全米アルバムチャート・イン、トータル・セールス1400万枚という大ヒットを経験しました。それに驕らず、02年にはセカンド・アルバム『ストリップト』を発売し、自分を曝け出し、時に痛烈な批判を受け、過激な表現は賛否両論でしたが、セールスは1000万枚を記録、グラミー賞「最優秀ポップヴォーカル・パフォーマンス」部門を受賞。今もその道を突き進んでいます。C・アギレラ本人にはドジっ子属性というか、案外お茶目なとこがあって、そこも好印象ですね。ちなみに、現代のL.A.ってゲイの方が多いんですね。SHOWBIZの裏側で、40、50年代はあんなに男臭くて血まみれだったのに、バーレスクを観ていると違う街での出来事だったのかと勘違いします。現在も、犯罪発生率全米第2位の街ロサンゼルスなんですけどね。では、よい週末をClubバーレスク・ラウンジで。 バーレスク [Blu-ray] 関連情報
辛酸なめ子さんの本は、出たら購入するようにしています。最近、皇室ウオッチャーに、偏り始めた、辛酸さんのテレビネタとかが読みたいです。 セレブの黙示録 関連情報