土佐の一本釣り ランキング!

土佐の一本釣り 土佐の一本釣り(1) (ビッグコミックス)

高知県久礼町。カツオの一本釣りで生計を立てる家が多い町。ここに、中学卒業でいきなりカツオ船に乗り込んだ純平(16歳)とその同級生で高校生の八千代(18歳)がいた。ふたりは幼児からの付き合いだが、互いを男と女として意識する仲。純平は八千代の父千代亀が船頭として率いる第一福丸に乗り組む。新入りの最初の仕事は「カシキ」つまり料理番。一本釣りの時は邪魔にならないように船尾でひそかに釣らしてもらうのだ。純平の初航海は、船酔いでころげまわるだけで、役に立たなかった。なぜなら、船の中で一番大切なのは生餌の「カタクチイワシ」。イワシを船の真ん中の一番揺れない所において、人間は一番揺れる船尾か船首にのるのだった。完全な「日本人」の八千代と純平。男は男らしく、女は女らしく、でもいざとなると強い。そんな二人のラブストーリーと、猟師町の一体感を描いた傑作です。 土佐の一本釣り(1) (ビッグコミックス) 関連情報




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