壮大なるサーガのクライマックス、フォースの
スター・ウォーズ エピソード6 ランキング!
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 リミテッド・エディション [DVD]
ポップコーンムービーとしての『ジェダイ』 『ジェダイの帰還』。当時、中学生だった僕にとって、強く心に残ったのは緑色に塗装されたAT-ATや、ダースベイダー用TIE−ファイターの発展系だったTIE-インターセプター、そしてスーパー・スター・デストロイヤーのように緻密に作られたたくさんのメカ。または、想像を遥かに超えた容姿だったジャバザハットや圧巻のランカーといったエイリアンだった。当時の大人たちは登場人物の薄っぺらさや、イウォーク族などを酷評していたが、僕にとって、友たちとワイワイと一緒にいくのにピッタリの、「夏休み」映画だった。 冒頭、圧倒的な存在感を持つ建設中のデススターIIを背景に、どっしりとした重みで登場したスターデストロイヤーは、あっという間に長年スターウォーズファンだった僕の心をわしづかみにした。エピソード3とのカップリングで見える『ジェダイ』の本質 だが、ジョージ・ルーカス自らが語るように、スターウォーズサガの本質は「ルークとレイアに助けられるベイダー」と「ベイダーの贖罪」にある。当然のことながら6話を通じたストーリテリングのクライマックスはダースシディアス、ベイダーそして、ジェダイ騎士となったルークとの間で繰り広げられる精神的な戦いだ。 興味深い事に、この一連のシーケンスの情景は、『シスの復讐』における冒頭のオビワン、アナキンのパルパティーン救出シーンの情景とパラレルになっている。怒りに身を任せ、ドウークー伯爵を倒そうとするアナキンの姿は、ベイダーに同様の感情を抱きながら迫るルークの姿が重なる。だが決定的な決断によりそれぞれの運命が変わるのだだれたシーンすら感動のシーンに昇華する連作の妙 中学生だった当時、クライマックスでベイダーのクロースアップがしつこく撮られていることにイライラしたものだ。それから約20年が過ぎた今、同じシーンのフレーム、フレームごとに感動と感慨を覚える自分がいる。幼少時代から始まり、シディアスの狡猾によって暗黒面の僕にされたベイダーの長い長い人生をともに歩いてしまったような妙な感覚だ。その中で「ハンやレイアとの友情を決して疑わないルーク」と「高貴で気高い関係であるはずのオビワンやマスターウィンドウたちとの関係に懐疑心をぬぐいきれないアナキン」の姿が重なって見えてくる。6作をひとつの作品として捉えればこそみえてくる「薄っぺらいキャラクター」の重厚さというものがそこにはある。 スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 リミテッド・エディション [DVD] 関連情報
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 (ディズニーストーリーブック)
かつて映画館で見たSTAR WARSのジュニアノベルズが出たということで、さっそく購入しました。 実は、ストーリーを本で確認しようと過去に英語版の同シリーズの本に挑戦したときに、どうにも難しくてあきらめた経験があったからです。 同シリーズは子供向けですが、臨場感のある描写で、名シーンが次々頭によみがえってきました。 つい寝る時間を惜しんで夢中で最後まで読んでしまいました。 ぜひ子供に読ませたい本ですが、大人でも十分楽しめます。 また、将来はこの本を助けに英語版にも再挑戦してみようと思います。 スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 (ディズニーストーリーブック) 関連情報