大日本帝国の興亡 (5) (ハヤカワ文庫 NF (105))
文庫では全5巻から成る第2次大戦本。巻末にある通り、本書はピューリッツア獲ってたり、原著では、「興亡」ではなく「衰亡」である、等という事は瑣末な問題として、先ずこの本の初版は昭和46(1971)年という事からもわかる通り、第2次大戦を生き延びた人達の多くが未だご存命であり、全5巻に散りばめられた膨大なインタビューが取れる時期であった事に注目したい。そんな時期に、出版した原著者が日本人ではなく、アメリカ人であった事が先ず恥でしょう。この本に書かれている内容の多くは日本人の話が多いわけだから・・・。と言うのが最初の感想。第2の感想は、日本人なら一度は必ず目を通しておくべき本じゃないか、ということ。インタビューがふんだんに盛り込まれている為、大変読みやすく、感情移入し易いのですが、その内容から涙腺が緩んで、読書スピードが必ず落ちていく事も覚悟して欲しいです。この本には現在の政治についても示唆に富む教訓が数え切れない程書かれています。遠い記憶の中の義務教育の一環としてお勧めしたい良著ですね。現在のTVニュース放送は、真珠湾攻撃だけ、原爆だけ、慰安婦問題だけ等、クローズアップ型のものが多いので、どうにも胡散臭いと改めて感じました。
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【旧】京都観光のりもの案内 乗る&歩く京都編 2014年春夏版 (ガイドブック)京都市系統別乗り物路線図・乗換に便利なバス停留所図付き
京都観光のプラン作りにも役立ちますし、実際の旅行のお供にとしても有用です。比較的ハンディな形態ですので、持ち運びは苦にならないでしょう。公共交通機関を使用して観光するような修学旅行生には必須です。京都観光のハード・リピーターは市バスの主な系統が頭に入っていると思い大丈夫でしょうが、循環路線は別として、観光客には結構利用の難しい路線もありますので、注意と慣れが必要です。本書では、観光に使わないマイナーな系統以外は、ほとんどの交通機関と時刻とバス停、路線が記されていました。22ページの京都駅から乗る場合は、バスターミナルの表示に従って並べは問題ありません。案内人もいますので、本書は入らないでしょう。ただ、阪急電鉄から乗り替えて、四条河原町で市バスに乗る場合、29ページのバス停の確認は必須です。行き先によって12箇所に分かれているわけですから、お目当ての観光地に到着するバス系統とバス停を知っておくことは、スムーズな観光の基本でしょう。鉄道では、市営地下鉄、JR(京都観光に必要なエリア 以下も同じ)、阪急、京阪、近鉄、叡電、嵐電各社の平日と土曜・休日ダイヤを収録してありました。頻繁に発着するのであまりダイヤは必要が無いかもしれませんが、鞍馬行きの叡電などには便利かもしれません。157ページ以降は、主要バス系統別に主な停留所での時刻表が掲載してありました。確かに便利ですが、ハイ・シーズンの観光地はどうしても渋滞しますので、この時刻通りには来ません。京都観光には必要ですが、どれだけ本書を使いこなせるかは慣れも必要でしょうね。
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くまの子ウーフ オリジナル・サウンドトラック NHKあつまれ!ワンパーク
『くまの子ウーフ』という作品は見たことはないが、野道を友だちと一緒に走り回って遊んでいる絵のようにとても楽しい曲ばかりだ。楽譜も売られてるようなので、ピアノの弾ける人にはそちらも勧めたい。さて、お目当ての高木綾子のフルート。楽しく軽やかに、そしてさりげなく吹いていて、さすがだと思って聞いていると・・・・最後の高音が出ずに滑ってしまった!!まだまだ若い頃の高木にはこんな面もあったんだ!と逆に安堵してしまう。
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ソロ・ピアノ=ソロ・ソルト
塩谷さんの作品の中では、このアルバムは最後に購入した物なのですが、‘衝撃'という点では一番だったかも知れません。言葉で表すと陳腐に聞こえてしまいそうですが、ピアノの音から、ピアノを弾く喜びが溢れているようで、もうその音だけでゾクゾクさせられました。クラシックだとかジャズだとか、もはや関係ないです。全てのピアノを愛する者(もちろんそれ以外の人も…)を唸らせる一枚だと思います。
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10cc ライヴ・イン・ジャパン PSD-510 [DVD]
全盛期の彼らの貴重な映像がこんなにも低価格で見られるのは、ファンなら買いです。70年、80年代のロック最盛期のバンドの画像は非常に少なく、再結成してすっかり風貌の変わった姿を見せられる物が多いので若々しい彼らの演奏している姿はとても貴重です。私は残念ながら当時ライブを見ることはできませんでしたが、カメラワークも変な編集がされず淡々とライブを収録しているものなので、実際に彼らのステージを見ているような自然な映像が楽しめます。映像・音声は当時のものなので特別良くはありませんが、十分視聴に耐えられるレベルです。メンバーはオリジナルではなく、スチュアート&ゴールドマン中心に再編成されたものですが、私がファンになったのもゴドレイ&クレーム脱退後ですので10ccそのものです。彼らもビートルズファンの為か、このライブでも18曲中2曲はビートルズのナンバーです。個人的には100%オリジナルソングで演奏して欲しかったです。
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