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A Long Way From Chicago: A Novel in Stories
アル・カポネなどのギャングがはびこる大都会シカゴで育った少年ジョーイと妹のメアリ・アリスは、1929年から1935年まで、夏がくるとイリノイ州中部の田舎で暮らす祖母を訪れた。 最初、都会っ子の二人からすれば、祖母の住む田舎町は退屈なところに見えた。だが、大柄でショットガンを振り回す豪快な祖母が、次々と巻き起こす騒動に、二人はすっかり圧倒される。とんでもない嘘はつく、法は無視する、といささか乱暴なやりくちで、町の秩序を守っていく祖母の姿に、引き寄せられて毎年足を運ぶのだ。 本書は、7つの夏のエピソードと1942年に軍隊輸送列車に乗って出征するジョーイを見送る祖母の姿を描いた8つの章からなり、今や当時の祖母の年齢を超えてしまったジョーイ老人がその思い出を回想する形になっている。 祖母なりのやり方で豪快に正義を貫く様子は読んでいて、とても小気味がよく、同時にどこかノスタルジーを感じさせる魅力的な作品に仕上がっている。 また、訳文がとてもすばらしく、機会があったら、ぜひ原書と合わせて読むべきだと思う。 A Long Way From Chicago: A Novel in Stories 関連情報
自分が子供の頃に思い描いた理想の父親像はどんなだったかなぁ…と思う作品。魔法を使う乳母とその仲間の話だけど、父親の成長が描かれていた。物語中には、無意味な子供じみたシーンがたくさんあって、父親がそれをくだらないと思うか、遊び心と思うかだね。Amazonで63の高評価コメントがあって、1の低評価コメントがあったから買ったのだけど、1の低評価コメントがあった事がとても興味深い。世の中にはこの物語で描かれているような父親と子供がいて、その人たちにはメリーポピンズが必要だ。もし、作品を理解できないなら、子供に見せたらよい。つまらない父親の子供は、誰よりも共感するはず。歌も良いし、値段も手頃だし、お薦めDVDだ。個人的に、俺が子供の頃、一緒に漫画を読んだり、遊んだり、自分の子供じみた話に付き合ってくれていた父親には感謝。 メリーポピンズ スペシャル・エディション [DVD] 関連情報