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刑務所 刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫)

僕は著者のメルマガを購読していないし、本作を含むシリーズ三部作の前二作も読んでいない。今回この本が、仮釈放を含む全刑期を終えた著者が書き下ろした“わず”すなわち過去を振り返る内容が中心だということでがぜん興味を持った。Amazonの内容紹介欄に大した情報がないので簡単にお伝えすると、まず本書は二部構成になっている。前半は『刑務所わず。』と題して著者が出所後、特に刑期を終えたうえで記した“ぶっちゃけ”回想録。そして後半が前作・前々作に続く『刑務所なう。ラストシーズン(最終章)』。まず第一章『刑務所わず。』部分で驚かされるのはそのエンターテインメント性。あとがきで著者本人も「コミカルに描いた」旨を語っているが、本当に不思議なほど、特殊でベールに包まれた空間が身近に感じられてしまう。例えるなら三谷幸喜氏の映画を見ているかのよう。描写の軸は堀江氏が頻繁に接して来た“人”に焦点を当ててその近辺でおきる名珍場面を通じて、極めて明るい雰囲気で刑務所の内情がみるみる分かる構成になっている。本書の内容紹介からは「刑務所グルメ」や「エロ本差し入れ」など奇をてらったトピックが目立つような印象を受けるが、その実かなり詳細に(あくまで著者の知る範疇と体験した環境において)網羅性をもって刑務所の雰囲気が浮かび上がる文才を披露してくれている。また『刑務所ってこんなとこ』『刑務官ってこんな態度』だけでなく、僕が特に驚いたのは『犯罪者ってこんな人たち』に関して。むしろ刑務所内における服役者たちのキャラや風貌以上に、彼らが自ら語る、犯した犯罪の動機と性向には、あまりにサラッと書かれていることで余計におぞましい。絵空事でなく、一見普通の“彼ら”がいまこのシャバで自分の隣人として共に生きているちょっと恐ろしい現実を再認識させられた。この第一部の締めでは堀江氏ならではの、ご自身で体験したからこそ言える社会への提言もなされ、犯罪と服役と社会について読者にも考えさせる問題提起もしてくれており、この身も脳も引き締めることができた。続いて第二章の『刑務所なう。ラストシーズン』。ここはご存知の方も多いと思うが前二作同様日記形式。『収監●●週目』という時系列で仮出所後の数日間まで続いて【完】となる。当然日々の暮らしぶり(服役ぶり?)に目新しいことばかり起きるはずがないので、結構重複した内容も多い。「甘い菓子が出るとやたらうれしい」とか「風呂には毎日入りたい」とか。ただ時系列の日記だからこそメインコンテンツとなっている華麗なる面会者とのやりとりは、それぞれ字数は少ないながら、ひとつひとつが雑誌レベルなら十分に対談になる高クオリティで示唆に富む内容。非常に楽しく読めた。それから所内で新聞を購読している彼が、世間一般に報道されている政治経済や訃報に関して自説を簡単に述べるコメント其々も、「なるほど...」と唸ったり「よくぞ言ってくれた!」と喝采する歯切れは健在で、塀の中から語っているからに止まらない普遍的な勉強をさせていただいた。そして圧巻なのは仮出所のお達しが堀江氏本人に伝えられた日のくだり。もちろん法を犯した(と裁判所が判断した)からこそそれを償うために服役しているわけだが、それとは相反する清々しく温かな感動が僕の心を包んだのには、読みながら感極まり少し慌ててしまった。このシーンだけでも五つ星の価値は十分にあると思う。と、堀江氏の著作を読むのが初めての僕にとってはなおさらすべてが新鮮で難癖をつけるところは見当たらない本書。が敢えて挙げるなら『実録マンガ』。著者も(おそらく出版社も)ここを強く推しているが、僕は本文であまりある臨場感と娯楽性を味わいながら一気に読み切れたので、むしろ邪魔であった。とくに当方はKindle版で購入しiPhoneで読んでいたので、ひとページごとをズームしないと吹き出しの文字が小さすぎて追えなかった。最後に、何よりこの本が高価値なのはこの内容が実話であり、著者の体験に基づいており、しかも誇張や虚偽がないであろう『安心感』が、著者の現在と今後を担う「信用」によってしっかり確保されていることだ。どっかの前科ある方が本書の内容を同じように語ったとしても、きっと僕は両手放しで鵜呑みにはしなかったはずだ。これほどの満腹感を千円弱(Kindle版)で提供してくれた筆者に、素直にいち読者として感謝したい。 刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫) 関連情報

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以前購入してから、購入先が見つからず困っていましたが、お手頃で発送も迅速で助かりました。もう数十年来の愛用なので、頑固汚れには最適です。 横須賀 洗濯石鹸 ブルースティック 3本組 関連情報

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網走と言えば「番外地の監獄」。高倉健主演の映画を鑑賞しながら飲むと最高!ただ、地ビールで生産量が少ないからか、お値段が少しお高い。 北海道で大人気の地ビール 網走ビール 「監極の黒4本セット」 関連情報

刑務所 暴動刑務所アッティカ [VHS]

同じ題名でリメイクされておりますがこちらはオリジナルとなる作品で、本当にあった事を映画化しています。監督はルーツやホロコーストなどを撮ったマーヴィンチョムスキーです。 暴動刑務所アッティカ [VHS] 関連情報

刑務所 Remember Me (輸入版:北米)

発売当初から気になっていたソフト!YouTubeを見てプレイしたいと思ってました。これはDmCの開発チームかな?なかなかの作品で『記憶を操作する?』これが新鮮で最初は戸惑うものの英語すらわからないが、ストーリーに引き込まれます。アクションとのテンポが悪くなるかと思いきや、程よいアクセントになり自分は良かったです。カプコンということで黒人をキャラに入れてくるとこなんかはバイオ5の弓を使う女子的で好き(笑)アクションは自分でコンボを組み合わせてその状況にあった戦闘がのぞまれます。←ググれば流れやコンボ組み合わせを載せてるサイト有。とにかく単調な流れなのでプレイしているうちに分かってくると思います。他にはアイテム収集作業がありYouTubeにアップしてる人いるので問題ないかと、二種類SATとFoursは収集直前に絵が映し出されるのでどこにあるかよく把握してから収集してください。ほぼその近辺にあり急がずよく探索してから先に進む。収集していけば強くなります。グラフィックは素晴らしいです!DmCに似てる感じで人物やは背景にオブジェは細かく作り込まれてる。BGMは正直かなり素晴らしいです。ハリウッド映画でよくありそうで、時代設定とマッチしすぎて、戦闘、ボス戦の時のサウンドは最高正直バイオ6より面白いがやりこみ要素がないので残念!フルプライスなら考えますが新品でこの値段でこんだけ遊べるなら買う価値あり Remember Me (輸入版:北米) 関連情報




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