ドノヴァン ランキング!

ドノヴァン Sunshine Superman

アシッドフォークとソフトロックが融合して、サイケデリックな世界を展開してます。ドノヴァンでは一番メジャーで聞きやすいアルバム。 Sunshine Superman 関連情報

ドノヴァン レイ・ドノヴァン DVD-BOX

特殊なセレブの人々の引き起こすトラブルを解決するフィクサーのお話です。法律事務所に雇われています。父親は出所したばかりの元ボクシングジム経営者。兄はパーキンソン病を、弟は性的虐待に起因する神経症をわずらっています。主人公は妻と娘、息子の4人家族です。父を始めとするほかの家族が原因で、主人公が本職で関わる事件以外にも、4人は、いろいろと面倒なことに巻き込まれます。社会の底辺とセレブの領域とは常にどこかでつながっていて、トラブルは麻薬、暴力、セックス、金に関わります。フィクサーは主に金と暴力とで問題を解決します。不安定な商売です。そして当局に目を付けられています。きわどい善悪のボーダーの世界で生きる者たちのドラマですから、一種の犯罪小説の面白さに属するでしょう。 レイ・ドノヴァン DVD-BOX 関連情報

ドノヴァン 映画パンフレット 「トラスト・ミー」監督ハル・ハートリー 出演エイドリアン・シェリー/マーティン・ドノヴァン

今でも、中古で買ったLDプレーヤーと19型の液晶TVで映画を観ることが時々ある。そこでよくかけるのが、輸入盤LDの「トラスト・ミー」。この映画、日本ではレンタルビデオのみのリリースで、アメリカでもDVDが既に絶版。近所の店には当然VHSなど置いているわけがなく、今や観る手段はこのLDのみ。何度も観ているのでセリフはある程度わかるが、ちゃんとした日本語訳も手元に残しておきたい、と思ったところにこのパンフレットを発見。劇場で観たのは、池袋で「シンプルメン」との2本立て(至福の組み合わせ!)だったので、初上映がシャンテ・シネだとは知らなかった。ここのパンフレットは本編のシナリオが採録されており、内容も充実しているので即購入。竹中直人氏の『私はこんな映画観ない方がよかった・・・!!!』というエッセイには思わず笑ってしまった。「トラスト・ミー」は。親娘ゲンカのはずみで父親が急逝し、家を追い出された16歳のマリア(エイドリアン・シェリー)と、TV嫌いの電器技師マシュー(マーティン・ドノヴァン)の出会いを描いたボーイ・・・いやマシューは32歳の設定だから、マン・ミーツ・ガールの物語だ。ドラマが繰り広げられるのはせいぜい半径15キロくらいの範囲で、洒落たファッションも、男女の粋なセリフのやり取りもない。しかし、登場人物たちの不器用な生きかた、けれどもその中で他人との絆を求める姿に、ハートリーの優しい視線を感じずにはいられない。マリアの厚化粧から幕を開ける本作だが、そのマリアが、物語が進むに従い、すっぴんに眼鏡という出で立ちになっていき、それが実に美しい。これこそがハートリー映画の魅力だ。エンドロール前のラスト・ショットの凛々しさなど、ここ20年間で、この作品を超えるものなんて無いんじゃないかと思う。ゴダールの影響とか、同じインディーズのジム・ジャームッシュなどと比較され語られるハートリーだが、彼が他の作家と決定的に違う点は、登場人物や物語も含めた映画そのものが、飾り気のない身近な人間性を感じさせるという点だ。そして、それゆえに彼の映画は愛おしい。フランスを代表する女優であるイザベル・ユペールは「トラスト・ミー」を観て大感激し、ハートリーに手紙を書いて、彼の4作目の長編となる「愛・アマチュア」のヒロイン役を演じているほどだ。今の日本では、ハートリーの新作は劇場公開さえされず、「トラスト・ミー」をはじめとする代表作も、ビデオやこのパンフレットのように、“追憶”のような形でしか接することができない。いくらDVDやブルーレイが安価になっても、ハートリーの作品が、遠く離れた友人のように身近に存在しないというこの状況は、やっぱりどこか間違っている。ハートリー作品のDVD化を願ってやまない。 映画パンフレット 「トラスト・ミー」監督ハル・ハートリー 出演エイドリアン・シェリー/マーティン・ドノヴァン 関連情報




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