NAKUNA

前著「僕の隣で勝手に幸せになってください」がとても良かったので、購入しました。前著を好きになった方は、この本も気に入るのでは？（この本、amazon上でもよくある、「数ページ試し読み」できるようにした方がいいと思う。ここの本の紹介文だけだと、前著の続編的同じテイストのものなのか、それとも前著と違って長文エッセイ主体だったりするのかが、やや判りにくい。ちなみに自分は書店で確認してから購入しました。笑ツイッターサイズの文と、それより数行だけ長いくらいの短文主体の内容です。)この本には、いい言葉がたくさん綴られている。だけど、それだけではない。そこはかとなく可笑しかったり、ひたすらPOP（死後？）だったりする。いや、いい事を言っている本は、今や書店にいけば、いくらでも「自己啓発本」という形で平積みされておりますが。「～しなさい」「～すべきだ」という言葉で綴られた本は、もう散々読んできたので。この本に書いてある内容には、実は自己啓発本並みに重みある事も裏に含まれていると思いますが、それを微塵も感じさせない(笑)言葉のセンス冴え渡る蒼井さんのリズム感のある文体のおかげで、実に軽快に、「楽しめる」本になっていると思います。また、前作に続く「僕はおにぎりを落とした。」シリーズ？(笑)等の部分は、純粋に笑わしてもらってます。そういうところもまた、期待どおりでしたけどね。基本的に、「笑顔になれる本」だと思います。 NAKUNA 関連情報