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マイクスタンドが倒れたのに声が流れ続けた ランキング!
丸山宗利さんの前著「昆虫はすごい」の反響が良かったので、その続編という趣で企画されたのではないでしょうか?! しかし、今回は、アリと共生する昆虫が専門の丸山先生、専門は解剖学ですが、無類の虫好きでお馴染みの養老先生、 そして、生態が殆ど明らかにされていない寄生性昆虫とその宿主の研究が専門の中瀬先生、 いずれ劣らぬ虫好き御三方による鼎談・・・放談といったほうがいいのでは??!・・・・という形式をとっています。 当然のことながら、丸山先生が専門の好蟻性昆虫、ハネカクシの奇妙な共生・・いや寄生といったほうがいいのか・・のお話も出てきますし、 中瀬先生が専門の、雄は約数10分の短い命を交尾にかけ、一方、雌は一生寄生体から出ないネジレバネのお話も出てきます。 しかし、本書の狙いは、不思議な虫の世界を通して、それを人間の世界に投影する一種の文明論的な意味合いが強いのかもしれません!! モンサント社の強力な除草剤とそれに耐性のある遺伝子組み換え作物のセット販売・・・マッチポンプもいいところです・・・、 ミツバチの大量死滅…ネオニコチノイドが原因と言われています・・・・、言うまでもないことですが、植物の受粉には、ミツバチが必要です。 困った中国では、人間が受粉を行っているそうです・・・、虫の死因の大きい原因はクルマだそうです・・・これを昆虫事故?というのだそうです・・・、 そして、コンビニの灯りが昆虫の生活を乱しているそうです。 さらには、日本の森の復元力が強いこと・・・・石炭、石油が普及するまでは、木材が主な燃料減だったため、 ほとんどの山は丸坊主状態だったそうです・・・・、さらに、公園の木は切ってそのまま放置しろ、等の極言も出てきますが・・・・・・・。 確かに私たちの世代では、夏休みの宿題と言えば、昆虫採集が当たり前でしたが、 自分の息子には、虫が少なくなったためか、そんな宿題は出ていないようです。 虫の世界も人間による環境破壊のため、住みにくくなってきているようで・・・・・・・。 昆虫はもっとすごい (光文社新書) 関連情報
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